インターネットの普及とともに、Web業界が活性化するなかで、Webデザイナーの需要は常に上昇傾向にあります。
今やどんな企業でもWebサイトを保有していることは当たり前で、それ以外にもこれから事業を立ち上げようとしている個人事業主や小規模事業者にとっても、Webサイトはとても重要な存在となっています。
消費者は、気になる商品があればまずネットで調べて情報を入手するので、今やWebサイトは商品の最初の入り口ともいえるでしょう。
Webデザイナーはデザインによって視覚的情報を消費者に与え、購入意欲を促進させるという大事な役割を持っています。
この需要に伴い、Web制作を行っている企業も世の中にはたくさん出てきています。
とても動きが早い業界なので、デザイン・トレンドともに技術が目まぐるしく変化し、常に進化をしていかないと世の中の流れに置いていかれる可能性もあります。
このような状況で、Webデザインをやっているけれども、今の環境でスキルアップできるのか心配になる方も多くいるのではないのでしょうか。
また、転職を考えてみてはいるものの、色々な企業がありすぎて調べきれない、業界の状況がつかめないという方もいるかと思います。
今回は、現役デザイナーにおすすめの転職エージェントについてご紹介します。
Webデザイナーの転職には転職エージェントの活用がおすすめ
まず、Webデザイナーとして転職を検討している方には、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントを活用することで、以下のサポート内容が受けられます。
求人の紹介
なんといっても転職エージェントの一番の利用価値は求人を紹介してもらえることです。
あらかじめ希望の条件等をヒアリングして、転職者に最適な企業を紹介します。
自分で一から企業を一つ一つ探し、応募要項をみて、書類を準備して応募という手間が省け、なおかつ面接が入ったら日程の調整等してくれるため、時間がない人こそ転職エージェントを活用するべきです。
非公開求人への応募が可能
転職エージェントでは公開されている求人と非公開求人があり、転職エージェントが保有する求人は非公開求人のほうが割合的には多いです。
パッと求人サイトをみていい仕事がないな…と思うのではなく、転職エージェントに登録して、非公開の求人を紹介してもらうことも大切です。
キャリアの棚卸ができる
今までの経験や仕事内容を紐解いていくことで、自分の強みや弱みの分析を行うことができます。
他者の目線が入ることで、自分ひとりだと強みだと分かっていなかった部分や、キャリアの共通点を見つけることができ、アピールポイントを明確にすることが出来ます。
人と話すことで新たな気づきを得られる可能性もあり、転職エージェントを利用する上でおおきなメリットとなります。
職務経歴書や面接対策のサポートが受けられる
転職エージェントでは、職務経歴書のブラッシュアップや、面接の対策などもサポートしてくれます。
転職の第一関門は書類選考となりますので、まず書類が魅力的でないともちろん内定までたどり着けません。
転職エージェントのノウハウを駆使して、どのような職務経歴書が魅力的に思えるかなどをアドバイスしてもらうことができます。
また面接対策についても、どのように受け答えしたら面接官に伝わりやすいかなど、一緒に対策をしてくれるのでとても心強い味方になるでしょう。
企業の内部情報がわかる
転職エージェントは企業ともつながりを持っていますので、面接担当者がどういう人か、企業はどういう雰囲気かなど、内部の情報も持っています。
ホームページなどの外側からでは分かり得ない情報となりますので、そういった内部情報を聞いておくことで面接の対応などの準備をすることも可能です。
条件交渉の代行
本人からは言いづらい企業との条件交渉等も、転職エージェントが代理で行ってくれます。
提示された年収が希望より低かったり、条件等交渉したい場合は転職エージェントに伝えておくと、代わりにやってくれるので、この点も大きなメリットと言えます。
時間をかけずに転職活動ができる
転職エージェントは求人の紹介から面接日程、条件交渉等行ってくれるので、仕事をしながらの転職活動や、家事育児をしながら転職活動するとった方にとてもおすすめです。
自分で一つ一つ企業を探していくより、転職エージェントに登録してどんな企業があるのかピックアップしてもらえたり、効率よく転職を成功させるサポートを行ってくれるので転職が決まらずにダラダラ続くということも起こりづらいです。
このようなサポート内容が無料で受けられるため、転職をしようと決めた際にはまず転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
転職エージェントの上手な使い方については下記の記事も参考にしてみてください。
Webデザイナーにおすすめの転職エージェント5選
では本題にいきます!
WEBデザイナーが登録すべきおすすめ転職エージェントはこちら⏬
・【マスメディアン】
→ WEBデザイナー・マーケターの転職に特化した転職エージェント。Webデザイナー領域の転職に強く、実績も業界No.1。Webデザイナーを目指すならここは必須。
・Webデザイナーの転職なら【レバテック キャリア】
→ 何といっても求人案件の量は日本トップレベル。IT系企業への転職に強い。自社サイトを持っているIT企業でWebデザイナーを狙うならおすすめ。
・マイナビクリエイター
→ ゲーム系に強い。
・DYMテック
→ DYM転職のIT求人版。ベンチャー企業と多くつながっているのでベンチャー志向の人におすすめ。
・テックキャンプ デザイナー転職
→ Webデザイナー向けのスクールと転職支援サービスがセットになったもの。
それぞれ詳細説明していきます。
マスメディアン
マーケティング専門誌などを出版している「宣伝会議」のグループ会社です。
業界のネットワークを活かした求人を保有しており、マーケティングやクリエイティブ職に強みをもっています。
6万人超という転職支援実績を誇り、個別相談会や転職セミナーも全国で行っているためUターン・Iターン希望者のニーズにも応えます。
また、業種は異なる会社の中で、Webデザイナーとして就職するというインハウス転職にも力をいれております。特に、Web系のニーズは高いため、インハウスに興味があるのであれば登録をおすすめします。
ポートフォリオの作成の仕方についても丁寧にアドバイスがもらえるので、初めての転職でも心配ありません。
レバテックキャリア
ITエンジニア・デザイナー専門の転職エージェントです。
初回提案内定率90%、年収アップ率60%以上と確かな実績があり、はじめての転職という方にも安心です。
レバテックのキャリアアドバイザーはWebデザインの業界動向以外にも、最新技術について情報収集・発信を行っております。
まずは業界がどうなっているのか最新の情報・技術が知りたい、という方は情報収集目的でも登録しておくことをおすすめします。
また、職務経歴書や履歴書だけでなく、ポートフォリオについてもアドバイスがもらえるので、安心してポートフォリオも提出できます。
コロナ禍でも求人数は変わらず豊富にあり、オンライン面接の対策も充実しているので、今は転職はやめておいたほうがいいかな…という不安を払拭してくれます。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム関連専門の転職支援サービスです。
専任のキャリアアドバイザーがサポートを行ってくれるため、より細かくニーズをキャッチアップして提案してくれます。
また、マイナビクリエイターが独自で開発した「MATCHBOX(マッチボックス)」というポートフォリオ作成サービスも利用でき、無料で簡単にポートフォリオが作成できます。
ポートフォリオを準備することで、どのような作品を作っているのか企業側もイメージがつきやすくなります。
Web上のポートフォリオだけではなく、PDFで出力が可能なので、そのまま印刷して紙で提出することも可能です。
また、同時に履歴書の作成もできるので、書類作成の手間がかかりません。
DYMテック
デザイナー、エンジニア、マーケター、ディレクターなど、クリエイティブ職専門のエージェントです。
フリーランスへの案件紹介が主体となってはいますが、転職の支援も行っております。
取引社数は5,000社を超えており、その中でも経営者層とのネットワークが強いため、企業の上層部とスピーディーにやりとりが可能です。
また、経営者層と直接となると中小企業やベンチャー企業のイメージが強いですが、大手企業の仕事も幅広く揃っています。
他のエージェントと比較してリモートOKの仕事も多く、コロナ禍では家で落ち着いて仕事をしたいという方にもおすすめです。
テックキャンプ デザイナー転職
デザイナー専門の養成スクール・転職エージェントです。
Webデザイナーは未経験、もしくはあまり経験がないという方に向けて、育成コースが充実しています。
Webデザインの基本から、ひとりで設計ができる即戦力となるまでしっかりとサポートを行っていきます。
学習コースも2種類あり、時間があるので短期間で集中してスキルを身に着けたいという方は「短期集中スタイル」、仕事をしながら勉強するので日中はあまり時間がとれないという方は「夜間・休日スタイル」と、都合のいい時間帯で学習ができます。
また、「転職サポート」で申し込むと、デザイナーとして転職が出来なかった場合は受講料全額返金するという、「デザイナー転職補償」制度があるため、もしもの場合でも安心して受講ができます。
あまりデザイナーとして自身がないので、もっとスキルを身に着けてから転職したいという方におすすめです。
※ちなみにWEBデザイナーではなく、フロントエンジニアなどのWEBエンジニアとしての転職も考えている方は採用の転職エージェントをまとめたのでこちらもおすすめです↓
まとめ
今回は現役Webデザイナーに向けておすすめの転職エージェントをご紹介いたしました。
クリエイティブ職だと、履歴書や職務経歴書以外にもポートフォリオの提出が必須だったりと、転職の準備に時間がかかります。
業界専門の転職エージェントにサポートをお願いすることで、求人紹介やアドバイスを受けられ、効率的に転職活動が進められるため、転職を検討している方は転職エージェントの活用をおすすめします。