面接に何を着ていくべきか、悩む女性は多いです。
前職が私服だったり、制服着用の場合はスーツを持っていなかったり、だからといって新卒の時につかったリクルートスーツを着るのもためらいがあります。
また、昨今はコロナの影響でリモート面接を取り入れている企業も多くあり、リモート面接に適した服装など、悩みどころが多くなっています。
今回は、30代女性が転職面接を受けるときに着るべき服装についてご紹介します。
スーツorオフィスカジュアル
面接は必ずスーツでなければいけないということではありません。
新卒の就職活動の時はリクルートスーツが一般的ですが、30代であればオフィスカジュアルな服装でも大丈夫です。
オフィスカジュアルとは、スーツほど堅い印象は与えませんが、ワイシャツやジャケットにブラウスや膝丈のスカートなど、先方と対話するのに失礼にならない大人しめな服装のことをいいます。
面接を受ける場合どちらでも問題ありませんが、スーツでもオフィスカジュアルでも気を付けるポイントは一緒です。
どのようなところに注意していけばいいか、次の項目で解説します。
第一印象が大事!気を付けるポイントとは
面接では第一印象がとても大切になってきます。
見た目で採用不採用が決まるなんてフェアじゃないと考える方もいるかもしれませんが、その人の中身を知らない以上、まずは視覚の情報を取り入れることは通常です。
また、採用担当者は何人も応募者を見ているわけですから、ある程度視覚に基づくデータを持っています。
まずは第一印象をよく思ってもらえるように、細かなところにも気を使っていきましょう。
清潔感が一番大事
なんといっても大事なのは清潔感です。
服が型崩れしていたり、シワがたくさんあったりと、パッと見て相手に不快感を与えるような服装はだらしなく見えてしまい、もったいないです。
シワになりにくい素材を選んだり、事前にクリーニングに出しておくなど対策をしておきましょう。
また、足元にも注意が必要です。
見えにくいと油断をしてしまいがちですが、採用担当者は足元もしっかりと見ていることが多いです。
汚れていたり足元だけスニーカーなどラフな格好をしてしまうとせっかくの服装が台無しになってしまうので、足元まで清潔感を保つようにしましょう。
個性的な服装・色は注意!
アパレル業界など服飾品を扱う業界では別かもしれませんが、それ以外のオフィスワークであれば、個性的すぎるスーツや色の派手な服装は控えましょう。
お子さんがいる方は入学式用などのかわいらしいノーカラーツイードジャケットをお持ちの方もいるかと思いますが、あまり面接にはおすすめしません。
また、黒一色だとリクルートスーツのような印象を与えてしまうため、30代女性の転職であれば、ベージュや紺、チャコールグレーなどをおすすめします。
また、ネイビーは落ち着いて見えたり、ベージュは上品で華やかに見えたりと、色によって与える印象も異なるので、受ける企業によって考慮するのも効果的です。
サイズ感
スーツやジャケットを着こなすには、サイズが大きくかかわってきます。
スカートの丈が短すぎたり長すぎたり、パンツスタイルの場合は裾が足りないなど、急ごしらえした感が出てきてしまいあまりよくない印象をもたせてしまいます。
また、ボディラインを目立たせすぎてしまうのも面接にふさわしくありません。
面接に行く前に鏡の前でチェックするなど、事前に対策しておきましょう。
派手な装飾品
ピアスやネックレスは大ぶりなものは控えましょう。
また、ネイルは企業によってNGではありませんが、派手な色のものや長すぎる爪は面接には適しません。
靴は、オープントゥや高すぎるハイヒールなどもカジュアルすぎると見なされNGです。
基本的にはパンプスを履いていくようにしましょう。
服装が指定されている場合の対処法
面接の案内によっては、服装について記されている場合があります。
「服装自由」と書いてあるけど、実はスーツで行かないと落とされるのでは…?と心配になる方もいるかもしれません。
パターン別にどういう格好をしていけばいいかご紹介します。
服装自由の場合
服装自由の場合は、企業自体が私服勤務だったり、応募者の負担を軽減するために企業側が配慮しているケースが多いです。
スーツで行かなくても問題ないですが、常識の範囲でオフィス感を求められていると考えましょう。
何をきていいか分からない場合はスーツを着ていくと無難です。
私服指定の場合
私服を指定されたときも、普段の格好そのままではなくオフィスカジュアルで行くことが望ましいです。
応募者の服装マナーを見られている可能性もあり、あまりにも緩い格好だと不安視されることもあります。
リモート面接の場合
リモート面接の場合、家だからといって油断しがちですが、対面の時と同じく身なりを整えることが大切です。
伝わる情報が制限されるため、対面よりも採用者は視覚で情報を得ようとするため、対面の時以上に身だしなみを意識しておくようにしましょう。
服装
スーツやオフィスカジュアルで面接に臨みましょう。
映らないからといって下半身だけスウェットやパジャマといった適当な格好はNGです。
何かの拍子に気の抜けた部分が見えてしまったり、自分自身も気持ちが入らない原因となります。
髪型
前髪が長すぎたり目にかかったりしていると、顔に影ができて暗い印象になりがちです。
対面の時も気にする必要がありますが、リモート面接による画面上だとより影が濃く出てしまいがちです。
表情はしっかりと見えるように、髪の毛は事前にセットしておきましょう。
メイク
対面の面接であればナチュラルメイクが好ましいですが、リモート面接の場合は少し濃いめをおすすめします。
カメラの解像度によっては画面が粗くなり表情が見えにくいという可能性もあります。
ただ、あまりにも色の派手なアイシャドウやリップなどは控えるようにしましょう。
30代女性におすすめの転職エージェント
さて、30代女性の面接に適した服装についてご紹介してきましたが、服装を整えるのにもなかなかの手間がかかります。
今まで私服や制服勤務だった女性はオフィスカジュアルらしいきちんとした服もすぐには用意できず、これからそろえなければいけない場合も多いでしょう。
転職前に美容院にいって髪の毛も整えたり、女性の身だしなみは時間がかかります。
また、年齢的にも育児と両立しなければいけず時間が足りないという方も多いです。
30代女性が転職するのであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。
30代女性におすすめの転職エージェントについては下記もご参考ください。
type女性の転職エージェント
女性専門の転職エージェントです。
年間5,000人以上のキャリアカウンセリングや年間数百人の転職支援実績と女性の転職について様々なノウハウを保有しています。
女性専門転職エージェントならではの「面接のためのメイクアップ講座」なども行っており、久しぶりの面接でどういうメイクが正解か分からない方にむけたサポートも充実しています。
また、結婚・出産といった30代女性によくあるライフイベントに寄り添った提案を行っており、30代ママの転職サポートも実績が豊富です。
30代ママの転職については以下の記事でもまとめてありますので参考にしてみてください。
CAREER CARVER
株式会社リクルートが運営するハイクラス向けの転職エージェントです。
年収800万~2,000万といった高年収の求人を多数抱えており、これからキャリアアップしたいという30代女性におすすめです。
匿名レジュメを登録すると、ヘッドハンターや企業からスカウトされるという仕組みになっており、自分から探す手間が省けるというメリットがあります。
約300社、2,500名以上のヘッドハンターが仕事を探して提案してくれるため、自分ひとりでは探しきれなかった仕事と巡り合える可能性もあります。
▶︎ CAREER CARVER(キャリアカーバー)に無料登録する
マイナビエージェント
年齢、キャリア問わず全方位カバーしている転職エージェントです。
大手のため多くの求人を抱えており、情報収集として登録しておくのもいいでしょう。
面談場所も東京・大阪・名古屋・福岡と様々あり、地域に特化したサポートも行っているため、Uターン/Iターン転職にもおすすめです。
また、IT/Webエンジニア職選任や、営業職選任、ものづくり/メーカー選任など、業種・職種それぞれ選任のアドバイザーがおり、よりマッチした仕事を紹介してくれます。
リブズキャリア
こちらも女性専門の転職エージェントとなっており、ライフステージにあわせた企業の紹介を行っています。
「育休の復職支援」「病児保育手当」「キッズルーム」など、細かく条件が指定できるという検索機能が魅力です。
また、「帰れる検索」という、到着駅と到着希望時間を入力するとその時間までに帰宅できる企業を探し出すことが出来ます。
育児をしている女性にとって、面接で細かい条件を言い出しづらいというのはよくある話ですが、そういった不安を払拭してくれるサービスとなっており、育児と転職を両立したい30代女性にとてもおすすめです。
まとめ
今回は30代女性が転職で着るべき服装についてご紹介しました。
育休明けで転職をしたいという方や、キャリアアップのための転職をしたいという方など、様々な理由で転職をする方がいますが、転職活動自体が久々・または初めてという方が大半だと思います。
久しぶりの面接で何を着ていけばいいかわからないという方は、どのような身だしなみであれば問題ないかなど、今一度確認しておきましょう。
最近では一次、二次面接はリモート・最終面接は対面など、状況が違う場合も出てくるかもしれません。
面接を受ける直前に服装を整えるのではなく、前もって適切な服装やヘアスタイルなどを考えておき、余裕をもって準備することが大切です。