「優秀なエンジニアはこぞってベンチャーへ転職していく理由」
今回はこのトピックについて深掘りしていきます。
もし、あなたがエンジニアでベンチャー・スタートアップ企業に転職を考えているなら参考になる記事です。
是非目を通していってください。
最近ニュースで若者の大手企業離れや公務員離れが話題になりました。
現在の若者は、働きがいを重視していて成長できる企業を選んでいる傾向にあることや働き方の多様化が進んでいることがデータによってわかっています。すべての企業というわけではないが大手企業は人数が多いこともあり、上司や上層部の指示を聞き達成するだけの体質であるというイメージを持っている人が多いです。
ここで正しいか否かは問題ではありません。
大手企業に対しベンチャー企業は、昔は利益率や純利益で考えると大手企業より低いと言われていました。
しかし現在は必ずしもそうであるとは言い切れません、ベンチャー企業でも利益を上げている企業もありますし、むしろ伝統的な大手企業より成長ができると考えられています。
また大手企業が終身雇用を維持できないと発言したこともあり、将来的に企業に属さないフリーランスで活動しようとしている人やこれから始めようとしている人もいます。
そこで今回はエンジニアの皆さんがベンチャー企業で働く魅力・エンジニアのキャリア・転職する方法を徹底解説していきます。
優秀なエンジニアはベンチャー転職を選ぶべき理由
テクノロジーのメッカであるアメリカでは、「優秀なエンジニアはベンチャーへ行く」というのは主流になっていますが、実は日本でもその流れがきまくっています。
そうです。力をつけた(Or力をつけたい)優秀なエンジニアは今、こぞって日本のスタートアップ・ベンチャー業界に飛び込んでいます。
その理由は、ずばり
「ベンチャーにいた方が爆発的に成長するし、短期間で膨大な資産が手に入るチャンスがあるから」
まずは、エンジニアがベンチャーへ転職するメリット・デメリットを整理してみました。
ベンチャー企業エンジニア職へ転職するメリット、デメリット
全ての企業で働くときにメリットだけがあるわけではありません。
そのためここではベンチャー企業エンジニア職で働く際のメリット、デメリットを紹介します。
エンジニアがベンチャーへ転職するメリット
まずはメリットについて紹介します。
メリットは以下の6つです。
様々な仕事に挑戦できる環境がある
ベンチャー企業は人数が少ない企業が多く一人が様々な仕事をすることができます。
複数の仕事を経験したい方や短期間で成長したい方にとって非常に良い環境です。
人一倍の責任感を持ち仕事ができる
様々な仕事をするため責任も大きくなります。
責任が多くなりすべてが良いことではないですがより務めている会社に貢献しているという実感を得ることができます。
昇格できるチャンスが多い
大企業では現在でも年功序列による昇進、昇格の文化があります。
しかしベンチャー企業は実績のある人が役職につかなければ仕事をするスピードが遅くなり利益が減少し倒産する可能性が大手企業などと比較すると高くなってしまいます。
そのため年功序列による昇格が少なく実績のある人が役職に就く可能性が高いです。
実績を出した量に対する報酬をもらいやすい
実績が上がり、たくさんの仕事をこなし利益を増やせば今までよりも良い報酬をもらえる可能性が高くなります。
創業メンバーになると「ストックオプション」といって、会社の株式を買う権利をもらえるケースが多いです。
ストックオプションで数億円もの資産を数年で手に入れた人も少なくはありません。
そういった一攫千金のチャンスも秘めています。
成長スピード、意思決定が早い
無駄な時間が少ないです。意思決定のスピードが速いため実行に移すまでの時間が短いため仕事を効率よくこなし、スピード感をもって仕事をすることができます。
働きやすい環境がそろっている
ベンチャー企業では服装規定に関する制限が少なく私服での出社や出社時間の縛りが少なく自由に働ける傾向があります。
次にデメリットについて紹介します。
エンジニアがベンチャーへ転職するデメリット
デメリットは以下の3つです。
様々な仕事をこなす必要がある
たくさんの仕事をこなし、たくさんのことを身につけたい人にとっては良いです。
しかし業務量が多いことに不満を抱えている人や一つの仕事を極めたいと考えている人にはベンチャー企業は向いていないでしょう。
研修制度が整っていない企業がある
大手企業と比較し、研修制度が整ってない企業は実際にあります。そのためじっくり少しずつ長い時間かけて技術力を向上させたいと考えている人にとっては不向きです。
経営土台ができていない
一度経営が不安定になってしまうと元に戻すことが難しくなってしまいます。
そのような不安定な部分があるということを意識し仕事をすることに抵抗がある方は少し難しいです。
メリット、デメリットを挙げましたが個人によってはメリットの部分がデメリットであったり逆もあったりします。たくさんの情報から最終的に自分自身で判断する力を養うことが必要です。
ベンチャー×エンジニアのキャリアパスは?
「ベンチャーで活躍すれば」エンジニアとしてのキャリア選択肢は広がります。
かなりのスピードで成長し、さらには素晴らしいプロダクト開発に携わることが出来れば自分の市場価値はぐっと上がります。(大企業も喉から手が出るほど欲しい人材になります)
上図の通り、私が知っているベンチャー出身のエンジニアが歩むキャリアパスは以下3つが多いです。
・ベンチャーでCTO/コアメンバーとなりEXIT目指す!
・自分のつくりたいものを実現するため独立(起業)する
・大企業・Sierからヘッドハンティングされて次なるキャリアアップを目指す
なので、ベンチャー企業でエンジニアとしてキャリアを積めば、いかようにその後自分でキャリアを決めることができちゃいます。
エンジニアがベンチャーでキャリアを積みことをゴリ押しする理由
エンジニアで転職するなら、ベンチャー?大企業?
個人的には…
● スキルに自信あるなら→ベンチャー
● もうちょい修行が必要だな… → 大企業・SIer
です。
やはり、ベンチャー・スタートアップは「即戦力」ではないと話になりません。
下図の通り、前述したメリット・デメリットでも触れましたが、Sierとベンチャーとでは獲得できる能力が異なります。なので、フルスタックな能力を求めているならやはり最終的にはベンチャー転職考えてみてもよいのでは。
ベンチャー企業でのエンジニアは年収低いって本当?
結論から言うと低くないです。
ここではベンチャー企業の年収について説明します。
ベンチャー企業のITエンジニアの平均年収は493万円となっていて一般的企業のエンジニアと比較した場合低いです。
しかし日本人の平均年収441万と比較した場合は平均以年収を大きく超えていることがわかります。
平均年収は低いですが個々人により年収は変化します。
経験や技術力が乏しい場合はやはり低くなってしまいますし、経験も技術力もありたくさんの企業からオファーがかかっている優秀な人は高くなる可能性が高いです。
そして、ベンチャーといえども、猛スピードで成長してしっかり利益出せば、年収1,000万円以上のエンジニアは結構います。(上場企業でないため、世に出てないだけで結構もらっているエンジニアかなり知っています)
なので、最初は正直年収ダウン覚悟する必要ありますが、数年で実力と会社の成長に応じて年収は大企業以上に上がる可能性を大いに秘めています。
そして、上述した通り、年収以外でベンチャー企業にいることでストックオプションや生株をもらい膨大な資産を手に入れるチャンスもあります。(創業メンバーであればあるほど、ストックオプションはもらえる確率があがります)
またベンチャー企業は裁量が大きいということもあり、スピード感をもって仕事をすることができるため大企業と比較し、利益を向上させればその分年収を上げやすいということがわかります。
エンジニアがベンチャー企業へ転職する最も効率的な方法とは?
ある特定のベンチャーとコネクションがあり、知り合いの会社に転職するという方法を除いて、エンジニアがベンチャー企業を最速で最も効率的に転職成功させる方法は…
「転職エージェントフル活用する」
これに尽きます。
転職エージェントとは、簡単に言うと「無料で、あなたに合った企業を紹介してくれて、内定までフルサポートしてくれる」会社です。
なので、転職サイトとは異なり、専任のエージェントが自分の代わりにぴったりな企業を探してきてくれます。
転職エージェントを利用するのが始めての方はこちらの記事もチェックしてみてください↓
ベンチャー企業に強いエンジニア向け転職エージェント3選
それでは、ベンチャー企業のエンジニア職への転職する時におすすめするエージェントを紹介します。
・レバテックキャリア
→ ITエンジニアに特化した一番の大きい転職エージェント。とにかく求人数が多く、創業〜メガベンチャーのエンジニア求人まで幅広くカバーしている。
まずは1社として登録をおすすめ。
・Tech Stars Agent
→ ゲーム、WEBサイトなどを展開するITベンチャーに強い。また、アドバイザーが全員エンジニア経験者ということで、相談に乗ってくれやすい。
自社プロダクトをがんがん作りたい方におすすめ。
・転職ドラフト
→ 企業からダイレクトオファーを受ける転職サービス。レジュメを登録したら後は企業からのオファーを待つだけ。現年収も言う必要ないので、普通に数百万円も年収がUPするケースも。
レバテックキャリア
エンジニアに特化した転職エージェントです。
ベンチャー企業への転職もそうですが大手企業への転職にも強いです。
エンジニア向けの求人が多く、プロのアドバイザーによる対策やアドバイスもきっちり行っていただけるためベンチャー企業のエンジニア職に転職できる可能性は高いため非常におすすめです。
Tech Stars Agent
特徴
・IT、ゲーム業界特化型転職エージェント(創業〜小規模ベンチャーが多め)
・離職率が低い
・提案型の企業紹介
IT、ゲーム業界特化型と、分野を狭く深く網羅している転職エージェントです。
アドバイザー全員がエンジニア経験や独立支援などの経験があり、ひとりひとり親身にサポートしてくれるオーダーメイド型のカウンセリングサポートをしてくれます。
また、700社以上の企業とつながりを持ち、カウンセリングを行った上でマッチしている企業を紹介してくれる「提案型」のサポートを行っています。
転職ドラフト
転職ドラフトは他の転職エージェントとはちょいと仕組みが異なり、エンジニアが企業から直接オファーを受けると言う仕組みです。
オファーの後、面接などをしてミスマッチングがないようすり合わせていき最終的に双方が納得できる状態になった場合にその企業に入社する流れです。
登録している企業はたくさんありベンチャー企業も多数登録していて非常に興味深いサービスであるためおすすめです。
どの転職エージェントはこのような業界、企業に特化しているなど各転職エージェントの特徴を知ることが大切です。
こちらの記事では、エンジニア✖️ベンチャー転職に強い転職エージェントについて更に幅広く紹介しているので是非参考にしてみてください▼
エンジニア未経験でもベンチャー企業に転職できる?
これまでエンジニア職として会社で働いたことなくても、ベンチャー企業にエンジニアとして転職は可能です。
ベンチャー企業の採用担当として、何名もエンジニア未経験の方を採用してきました。
ただ、やはりベンチャー企業は「即戦力」を求めているので、エンジニア職歴がなくてもある程度の「開発スキル・知識」は必須です。
一番おすすめなのが、ベンチャー企業に転職する前に副業で経験を積むことです。
登録してみればびっくり仰天かと思いますが、めちゃめちゃソフトウェアの開発関連の副業案件があり、スキルが見合えばすぐに仕事を受注出来ます!
開発案件がすぐ見つかる副業サイトをご紹介します。
エンジニア向け開発案件が見つかる副業サイト
次に副業したい方やフリーランスの方向けの副業サイトを以下に紹介します。
テックビズフリーランス
副業やフリーランスで仕事をする場合、自分自身で仕事を取りに行く必要があります。
株式会社NKC ASIAが運営していてITの案件に特化しています。
案件が5000以上あり平日本業で働けない会社員の方でも土日対応可能であるため副業にも対応しています。
税金対策や確定申告も行ってくれるため仕事に没頭することができる点もメリットです。
リモートビズ
会社に属することなくフリーランスとしてリモートで働けるIT案件のみが掲載された副業サイトです。
副業としては、リモートでの仕事が必須条件となる方は多いと思うので、かなり使い勝手は良いです。
以上副業やフリーランスで働ける副業サイトを紹介しました。
案件を自身で取りにいくより簡単な可能性があります。一度利用してみることをおすすめします。
まとめ:エンジニアxベンチャーの可能性は無限大!
ベンチャー企業のエンジニアの働き方からベンチャー企業のエンジニアに転職する際のおすすめのエージェントを紹介しました。
またベンチャー企業のエンジニアとして働くことのメリット、デメリットや気になる年収についても説明しました。
転職エージェントを利用しプロの方に対策をしてもらうことで自分自身が本当に望んでいる仕事に就ける可能性がありますし、求人を探してくれるためその時間を省くことができます。
是非とも一度、エンジニア✖️ベンチャー転職トライしてみてください!最終的に転職するかどうかは置いといて、話を聞くだけでもきっと今後のキャリア選択の材料となるはずです!