在留外国人の年間消費額は約3兆円以上あると言われています。
実は、あの大注目の訪日旅行者(インバウンド)市場の2/3もの市場規模なのです!
そんな意外と大きな市場をもつ在留外国人マーケットですが、そこで戦うサービスはどんなものがあるのでしょうか?
新しいアイディアで在留外国人市場で展開しているベンチャー・スタートアップにクローズアップしていきます!
そもそも在留・在住外国人市場規模は?
「あー日本は少子高齢化が猛スピードで進み、今後人口減少確実だからもう可能性はないな….」
ちょっと待った!
実は人口そのものが増加している市場があるではないかーー
それが、「在留外国人市場」です。
法務省によると、2018年末時点で在留外国人は合計273万1093人とのこと。これは年々10数%ずつ増加しているよう。
在留外国人の国籍は?
中国人がNo.1ですが、意外にもベトナム人が2番目に多いんです。
2020年からちょうどビザ発行や入国規制があったので、2023年以降さらに増加しそうですね。
在留・在住外国人向けサービスを展開しているベンチャー・スタートアップ6選
では、そんな成長・優良市場である在留外国人マーケットで戦っているスタートアップ・ベンチャーはどんなサービスを展開しているのでしょうか?
Hotなサービスを紹介していきます!
日本発の在留外国人向けEラーニング「LincStudy」
まずは初っ端からユニークなサービスです!
日本語学習に特化したEラーングサービスです。
日本で働くための面接対策や生活まわりの会話などなど在留中国人向けのサービスです。
日本にいても故郷の味をお届け「KOKYO」
いままでありそうでなかった輸入食品ECサイト。
スーパーの一角になる正規輸入品ではなく、母国の人が愛する食品・ドリンクを厳選したガチの輸入食品ネット通販。
「あー故郷の味思い出す・・・」って感じになるぐらい品揃えが豊富。
日本では空前の輸入食品ブームがきているので、日本人にとってもファンが多そうなネット通販です。
技能実習生を雇用する管理者向けツール「dekisugi」
在留外国人マーケットでは希少なSaaSです。
技能実習生を雇用する日系企業はかなり多くなっています。
そこで、技能実習生の管理を全て一括して出来るツールは今ままでありませんでした。例えば、Visa有効期限管理とか、外国語での作業マニュアル管理とか。
dekisugiは、課題に特化したクラウド管理ソフトを提供していて、それがかなり伸びています。
在留外国人支援クラウド「GTN」
GTNは、在留外国人マーケットにおけるリーディングカンパニーです。
在留外国人に特化した家賃債務保証をはじめ、モバイル通信、生活サポート、お部屋探し、クレジットカード、人材紹介事業と幅広い領域でサービス提供しています。
また、外国人を受け入れる企業担当者向けのアシスタントサービス「GTNAssistants for Biz」も提供開始しています。
在留外国人向けの情報発信WEBメディア
Guidableは合計13言語対応している在留外国人向けの生活情報メディアです。Visaの取得方法から住まいの探し方まで日本で暮らす上必要な情報を記事で発信しつつ、語学学校紹介や就職支援をしていて、十数万人もの在留外国人が登録している巨大サービスです。
有名訪日旅行メディアが手がける在留外国人向けメディア「tsunagu Local」
訪日旅行者向け有名メディア「tsunagu Japan」の運営会社が提供する新しいメディア。日本に滞在している留学生、就労者、定住者など在留外国人向けに情報するポータルサイトです。英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語の7言語で公開中。
在留外国人向けのWEBサービスをさらに知りたい人はこちらの記事がおすすめ▼
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少々話は逸れますが、これらのイケてるベンチャー・スタートアップに転職してキャリアを築くなら、
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在留外国人市場は成長産業!もっとベンチャー業界活発になる?!
VISA、渡航規制が緩和されたら、もっと日本に住み始める外国人は増えることは目に見えています。
(こんなに治安が良くて、経済的に安定している国はあまりないですからね..)
そうしたら、インバウンド観光業界みたいにもっともっと優良ベンチャー・スタートアップが出現してくること間違いなしです!
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