この記事はこんな疑問・悩みに答えます。
転職市場のなかでもブラックボックスに包まれている「ベンチャー転職」。
今回は、筆者がベンチャー・スタートアップの転職経験で学んだベンチャー転職法を包み隠さず詰め込みました!
この記事を書いた人
マチャド(筆者)
筆者である私は、大手企業から創業間もないベンチャー企業に転職しました。
いままでにベンチャー企業2社に転職を経験してきました。
そんな経験から、優良なベンチャー・スタートアップへの転職を成功させる方法を学びました。
そう、「ベンチャーに最適な転職エージェント・サイトを利用すること」です。
そこで、ベンチャー企業への転職を目指す方に少しでも役に立てればと思い、「転職で最も頼りになる転職サイト・エージェント」を紹介する記事を書くことに至りました。
それでは、いきましょう!
【ビジネス職編】登録必須のおすすめベンチャー・スタートアップ転職サイト・エージェント
まずは、総合転職サイトのこの10つです。これらは登録マストですね。ベンチャー企業求人が圧倒的多いです。
営業、マーケター、企画系、エンジニア職など幅広い職種のベンチャー求人を見つけることが出来ます。
【創業したてのスタートアップを探すなら】
・ビズリーチ
→ TV CMでおなじみのビズリーチ。年収600万円以上にターゲットを絞っており、ベンチャー転職では、管理職〜役員クラスまで非公開求人のスカウトがガンガン来る。筆者も利用していて、今は上場して数百人規模のベンチャー企業の立ち上げメンバーの紹介を数件受けた。未上場で成長中のスタートアップ志望の人にはかなりおすすめ。(3ヶ月以降は有料アカウントではないと、ヘッドハンターからスカウトもらえないので、3ヶ月以内に転職終わらせることをおすすめ)
・マイナビスカウティング
→ 今までで一番優良スタートアップを紹介してくれた。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。創業仕立てだけど、資金調達しているような将来有望なベンチャーを狙うならここ。
・プロコミット
→ 未上場の小規模ベンチャー・スタートアップに強い。立ち上げメンバーを狙うならここ。
・ジョブトラ20s
→ 第二新卒×成長ベンチャーに特化した転職エージェント。20代でこれから成長ベンチャーへ飛び込んで創業メンバーとしてキャリアを積んでいきたいと思っているならここ。
・doda
→ 海外事業立ち上げ等、グローバルな案件が多め。ビジネス職からエンジニアまで幅広く紹介してくれる。
【規模大きめのベンチャー中心】
・DYM転職
→ 20代でベンチャー未経験者や第二新卒の転職に特化した有名転職エージェント。メガベンチャー〜創業したてスタートアップまで幅広く紹介してくれる。ここの特徴は経営者と直接やりとりしていることが多いのでベンチャーの未公開求人を保有している。若いうちから成長ベンチャーに転職してコアメンバーを狙うならここ。
・リクルートエージェント
→ 実際に利用して一番ベンチャーの求人を紹介してくれた。総合型なのであらゆる業種・職種をカバー。特に都市部のITベンチャーに強い傾向。
・JACリクルートメント
→ ミドル・ハイクラス案件専門エージェント。ベンチャーの幹部候補・管理者の求人を紹介してくれる。(規模はやや大きめのベンチャー志望者向け)
・マイナビエージェント
→ ベンチャー企業求人多数。会社規模も小~大まで揃えている。
【コーポレート部門の職種でベンチャーに強い転職サイト】
・転職SYNCA
→ コーポレート部門(人事・総務・経理・経営企画etc)に特化した転職エージェント。ベンチャーの求人が結構多く、バックオフィスでベンチャーに入りたい人は必須。
まずはこれらのサイトは登録して希望職種、業種設定しておすすめメール受信しておくことをおすすめします。
いま話題の「ダイレクトスカウディングサービス」とは?
上で紹介した中でも、「ビズリーチ」と「マイナビスカウティング」は”ダイレクトスカウディングサービス”というサービス形態です。
下図の通り、複数の転職エージェントと企業を繋ぐ「マッチングサービス」という位置付けです。
業種・職種を見極めて適切な転職エージェントに登録するのも良いですが、ダイレクトスカウティングサービスはこんなメリットがあります▼
❶ 待っているだけでスカウトがくるので転職エージェント選びが自然にできる
❷ 細かい希望条件にマッチしたオファーが企業や転職エージェントから来るので、短期で転職決まりやすい。
もちろん筆者も両方登録して、転職活動中はヘッドハンターや企業からのオファーを受け取っていました。(そのなかで2週間に1件ぐらいは目を引くオファーがあった気がします)
両方とも無料登録できるので、登録しない理由はないかと。
(ビズリーチは一定期間後、一部機能が有料になります)
このサービスでかなり転職活動が短縮できて、例えば登録時に「スタートアップ・ベンチャー志望」と入力すると、見事にベンチャーに強いエージェントからしか提案が来なかったです。
転職活動あるあるの、無駄打ちがほとんどなくて、個人的にはかなりおすすめです。(私はベンチャー転職で利用しましたが、おそらく他の業界もイケてるはずです!)
また、ベンチャー企業転職に強い、転職エージェント詳細や活用方法はこちらの記事で解説していますのであわせて読んでみてください。
【エンジニア編】WEBエンジニアとしてITベンチャー転職するならおすすめ転職サイト・エージェント
ビジネス職(マーケティング・セールスなど)向けのベンチャー転職サイトを紹介しましたが、続いてはエンジニアとしてベンチャー・スタートアップへの転職を狙っている方におすすめの転職サイト・エージェントを紹介していきます。
エンジニアに関わらず、テック企業でデータアナリストの職種を希望の方も必見です!
こちらの転職サービスです。
・ レバテック キャリア
→ IT・WEBエンジニアに特化した転職エージェント。ITベンチャーの創業メンバーやCTO候補などハイクラス求人をバンバン紹介してくれる。エンジニアであれば登録はマスト。
・ Geekly
→ IT・WEBエンジニア✖️ベンチャーに転職エージェント。創業〜メガベンチャーまで幅広く紹介してくれる
・Tech Stars Agent
→ ゲーム、WEBサイトなどを展開するITベンチャーに強い。また、アドバイザーが全員エンジニア経験者ということで、相談に乗ってくれやすい。自社プロダクトをがんがん作りたい方におすすめ。
・GREEN
→ IT・WEB業界に特化した転職サイト。ITベンチャーはほぼここに求人載せています。
ちなみにWEBエンジニアでベンチャー企業へ転職したい方はこちらの記事でおすすめ転職サイトをより細かく紹介してるので是非チェックしてみてください▼
「転職サイト」と「転職エージェント」はなにが違う?
これはよくある頻発Questionですね。
そもそも転職サイトと転職エージェントの違いがわからず転職活動する人が多いです。
「転職エージェント」の存在を知っていれば転職活動が10倍ぐらい楽になります。
↑のイラスト通り、転職エージェントは、「エージェントから紹介受けるプッシュ型」です。
一方で、転職サイトはすべて自分自身で探して応募するという「プル型」です。この”求人の探し方”が一番の違いです。
また、転職エージェントの場合、担当者が付き、職務経歴書や面談のアドバイスや、企業との条件交渉もしてくれます。(転職先決まるまでフルサポートしてくれます)
転職エージェントは、採用する企業からお金をもらう仕組みなので、完全無料で利用できます。
私の場合、転職エージェントと転職サイトを併用していました。
管理部門(コーポレート)でベンチャー・スタートアップに転職するならこの転職サイト!
急成長しているベンチャー・スタートアップは、往々にしてコーポレート部門(管理部門)に課題を抱えています。
なので、資金長調達したタイミングや上場準備始めるぐらいに管理部門(人事、経理、財務、経営企画、法務など)の職種を大幅に補強します。
管理部門でベンチャー・スタートアップに転職狙うなら「SYNCA転職」という転職エージェントがおすすめです。
とにかくベンチャー企業への転職に強く、上の例で挙げた成長中のベンチャーをバンバン紹介してくれます。
優良ベンチャー・スタートアップ求人の賢い探し方
「ベンチャーって世に出てない会社ばかりだからどうやって優良ベンチャー探せばいいの?」
こんな悩みは私が転職活動しているときに抱えていました。
結構考え抜いた末見つけた、優良ベンチャー・スタートアップ求人を探すをご紹介します。
それがこちら。
・転職エージェント・サイトから求人見つける
・スタートアップ特化ニュースサイトから情報収集する
転職エージェント・サイトから求人見つける
この方法が一番効率的です。
働きながら転職活動するのは相当大変です。情報収集する時間もないぐらい忙しい人も多いと思います。
そんな中で役立つのが転職エージェントや転職サイトの活用です。
スキマ時間にエージェントから紹介受けたり、自分で転職サイトで検索したりしながら、魅力的なベンチャー・スタートアップに出会うという方法が一番近道かと思います。
スタートアップ特化ニュースサイトから情報収集する
ベンチャー・スタートアップへ転職志望している方はマストでするべきことだと思います。
もちろん、ベンチャーに飛び込むときに一番悩むのは「どんな業種で勝負しようか」ということだと思います。
スタートアップ・ベンチャー業界に特化したニュースサイトを日々チェックすることは、日々激動しているベンチャー・スタートアップ業界動向を知ることが出来る数少ない手段です。
また、ベンチャー企業に関するニュースから、HPやエージェントに紹介してもらい中途採用面談を受けることも可能です。(私も実際に数社こういう方法で受けたことがあります)
私が一番おすすめするサイトはTHE BRIDGEです。
その他私が今でも日々チェックしているおすすめのスタートアップニュースサイトはこちらで紹介しています▼
ベンチャー・スタートアップに転職してよかったこと3つ
私は大企業から創業したてのスタートアップに転職したのですが、色々妥協したことはあったものの、ベンチャー企業に飛び込んで本当に良かったと思っています。
その理由を3つ紹介します。
1. 仕事を通して急速に成長できた
これはベンチャー・スタートアップに転職して一番良かったことです。
ベンチャーで働くということは、想像以上にスピード感持って仕事し、仕事範囲が広く、責任感が大きいです。
これは大企業の比ではないです。
私の場合はパートナーアライアンス、マーケティング、広報、サイトディレクションの力がすごくつきました。
(もちろん、丁寧に教えてくれるメンターなどはいないので、やりながら学ぶスタイルですが…)
「急速に成長できた!」と思うタイミングですが、これが成長している人は日々「成長」を実感できません。
ただ、昔の同僚や、新しい人と仕事を始めるときに、「あぁ、自分って、こんなできるんだ!」と実感するタイミングが来ます。
これは、ベンチャー・スタートアップで幅広く責任感の大きな仕事を数年していれば”必ず”感じられます。
2. 組織作り・マネジメントできる経験
特にまだ小規模のベンチャー・スタートアップでは組織・体制が整っていません。
そんな会社に初期メンバーとして入る場合、成長と共に組織作りを任され、そのチームをマネジメントする立場となるチャンスは大いにあります。
20代−30代などの若いうちからチームを任され、マネジメントできる経験は、キャリアの宝となります。
大企業でいうと1つの事業部を総括するポジションは40-50代が最短です。
20,30代で数名〜数十名のチームを率いて、マネジメントするチャンスは、ほぼベンチャーにしかないと断言出来ます。
そして、組織をマネジメントした経験のある人は、その後のキャリアでも思いっきりプラスに働きます。
(どの企業も管理職を求めているけど、中々見つからなくて困っているため)
今後のキャリア戦略的にも貴重な体験が出来ます。
3. 若いうちに膨大な資産を築けるチャンスが
これはベンチャー・スタートアップで挑戦する上で大きなモチベーションになります。
例えば、上場企業の場合でも早くて年収1,000万円になるのは30代前半からです。
創業メンバーとして優良スタートアップに参画して、そこで株やストックオプションをもらった人が、その後上場や売却をして20代、30代前半で数億円の資産を一瞬で手にすることはベンチャー界隈ではよくある話です。
そんなビッグドリームがあります。
筆者の知り合いでスタートアップ創業メンバーとして(社員一桁代)でストックオプションを0.5-1%ぐらい取得して、見事数年で億単位の資産を手に入れた人を何人も知っています。
サラリーマンの生涯年収を数年で稼いでしまうということです。。夢ありますねー
ベンチャーでの報酬やストックオプションに関して興味のある方はこちらの記事もどうぞ▼
35歳過ぎたらベンチャー転職はやめた方がいい?
「ベンチャーって若者が転職するところだよね…?」
結構、こんな固定概念を持った人がいます。
全くそんなことはありません。年齢関係なく、勝負できるのがベンチャー業界のいいところです。
筆者もベンチャー業界にいて数年経ちますが、35歳オーバー・40代からベンチャーに初めて転職してくる人を結構見てきました。(世の中的にこれもここ10年ぐらいの話かもですが)
昨今、スタートアップ・ベンチャー企業が日本でも成長しやすい環境になってきたと感じます。
(資金調達にしろ、国からの援助にしろ、人事にしろいろんな側面で)
(昔は、人に言うと「え、ベンチャー?怖くない?」という反応から「かっこいいやん」という反応に変わりました笑)
なので、「ベンチャーは本当に情熱のある優秀な人が集まる場所」になりつつあります。
したがって、特に成長中のベンチャーは、年齢関係なくバンバン優秀な人材を各業界から集めまくっています。
そして、大企業には劣らない素晴らしい報酬条件も提示しています。
なので、35歳オーバーでベンチャーに挑戦するのは、金銭面でも全く「危険なことではない」のです。
こちらの記事では、35歳オーバーからベンチャーに転職する際のすゝめを解説しているので興味のある方は是非どうぞ▼
まとめ:「ベンチャー転職成功への道は転職サイトの登録から始まる」
当たり前ですが転職することがゴールではありません。
ましてや、ある程度のリスクと覚悟を決めて挑戦するベンチャー・スタートアップへの転職ならなおさらです。
ベンチャー転職の成功は、「自分が活躍でき、急成長を遂げるベンチャー・スタートアップに転職すること」かと思います。
そのためにまずやるべきことは転職サイトや転職エージェントへ登録して情報収集を始めることです。
4-5社ぐらい登録してみて、そこからマッチした求人を紹介してくれるところだけ1-2社に絞っていくことをおすすめします。(最初から絞ってしまうと優良求人を見逃してしまうことが多くなってしまうため)
本記事で紹介したおすすめの転職サイト:
【創業したてのスタートアップを探すなら】
・マイナビスカウティング
→ 今までで一番優良スタートアップを紹介してくれた。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。創業仕立てだけど、資金調達しているような将来有望なベンチャーを狙うならここ。
・ビズリーチ
→ TV CMでおなじみのビズリーチ。年収600万円以上にターゲットを絞っており、ベンチャー転職では、管理職〜役員クラスまで非公開求人のスカウトがガンガン来る。筆者も利用していて、今は上場して数百人規模のベンチャー企業の立ち上げメンバーの紹介を数件受けた。未上場で成長中のスタートアップ志望の人にはかなりおすすめ。(3ヶ月以降は有料アカウントではないと、ヘッドハンターからスカウトもらえないので、3ヶ月以内に転職終わらせることをおすすめ)
・プロコミット
→ 未上場の小規模ベンチャー・スタートアップに強い。立ち上げメンバーを狙うならここ。
・ジョブトラ20s
→ 第二新卒×成長ベンチャーに特化した転職エージェント。20代でこれから成長ベンチャーへ飛び込んで創業メンバーとしてキャリアを積んでいきたいと思っているならここ。
・doda
→ 海外事業立ち上げ等、グローバルな案件が多め。ビジネス職からエンジニアまで幅広く紹介してくれる。
【規模大きめのベンチャー中心】
・DYM転職
→ 20代でベンチャー未経験者や第二新卒の転職に特化した有名転職エージェント。メガベンチャー〜創業したてスタートアップまで幅広く紹介してくれる。ここの特徴は経営者と直接やりとりしていることが多いのでベンチャーの未公開求人を保有している。若いうちから成長ベンチャーに転職してコアメンバーを狙うならここ。
・リクルートエージェント
→ 実際に利用して一番ベンチャーの求人を紹介してくれた。総合型なのであらゆる業種・職種をカバー。特に都市部のITベンチャーに強い傾向。
・JACリクルートメント
→ ミドル・ハイクラス案件専門エージェント。ベンチャーの幹部候補・管理者の求人を紹介してくれる。(規模はやや大きめのベンチャー志望者向け)
・マイナビエージェント
→ ベンチャー企業求人多数。会社規模も小~大まで揃えている。
【コーポレート部門の職種でベンチャーに強い転職サイト】
・転職SYNCA
→ コーポレート部門(人事・総務・経理・経営企画etc)に特化した転職エージェント。ベンチャーの求人が結構多く、バックオフィスでベンチャーに入りたい人は必須。
最後に、「ベンチャーとスタートアップの違いは何?」と疑問に思った方はこちらの記事をチェックしてみてください!
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