引き続き商社特集をお届けしますー!
・総合商社に就職・転職したいと思っている人
・総合商社に入ったがどんな勉強すればいいかわからない人
私は、新卒で総合商社7社をすべて受けて、2社受かり、そのうちの1社で5年勤めてスタートアップに転職しました。
就活時代、商社時代を振り返り、
どんなスキルを持った人が受かりやすいのか?
はたまた、どんなスキルを持った人が商社で活躍しているのか?
を解説していきます。
関連して、商社へ入るための有利な資格についても記事にしているので、是非どうぞ!
※少しストップ※ ~最速で商社への転職成功させたい方は…~
この記事を見ている方は少しでも商社の仕事に興味があるはず!
商社へ転職する最短の方法は、ずばり商社転職に強い転職エージェントに登録です!
絶対に外せないのが、、グローバル職に特化している「エンワールド」への登録。
総合商社転職者を多く輩出しており、選考対策もばっちりしてくれるのでここは外せません。(もちろん利用無料です)
総合商社で必要な3つのスキルとは?
そうです!3つだけです!
商社で5年働いていて本当に仕事が出来る人はこの3つがほぼ100%備わっています。
・コミュ力
・英語力(英会話力)
・財務知識
3つとも当てはまる方はもう商社でバリバリ働くべきです!
総合商社で最も必要なスキルはコミュ力です。
まずはそのコミュ力から解説していきます。
1. ずば抜けたコミュ力(異文化でも)
「相互理解を深め、信頼を勝ち取りヒトを巻き込むコミュニケーション力」が総合商社では必要です。
なぜコミュ力が最重要なのか?
それは、商社の仕事は常にコミュニケーションで勝ち取る職種だからです。言い方変えると営業です。
その営業力が社内外、はたまた外国の人など、万人に通用するレベルである必要があります。
例えば、商社ではこんな場面がほぼ毎日のようにあります。
「初対面の海外のクライアントに対して提案する」
「社内の上司に自分の案をプレゼンする」
「20歳も歳の離れたお客さんと打ち合わせ」
「現地法人の外国人スタッフを教育する」
「外国の政治家と会食する」
こんなケースが毎日ループしているようなイメージです笑
難しいのが「コミュニケーション方法に正解はない」こと。唯一言えるのは、正解はコミュニケーション相手が常に持っているということ。
コミュ力を向上させるには、「意識的に自分のコミュニケーションを振り返る」ことだと思います。
あとは話方のコツのみたいなテクニック論もあるので、覚えておいたら意識的にコミュ力を改善できますよ。面接での話かたも役に立ちますね。
私が参考にした本はこちら↓
2. ビジネスレベルの英語力(特に会話)
総合商社で必要なのは「英会話力」です。つまり、Listening と Speakingスキル。
私が所属していた事業部でもそうでしたが、実際の商社の現場ではほぼ毎日英会話力が求められます。
例えばこんなシーン↓
・英語で電話がかかってくる
・上司や現地法人のスタッフとの会話
・海外のクライアントと商談
・海外出張
・海外営業
・海外で展示会開催
やはり英語堪能な人は、よく海外出張に行けますし、海外駐在も早い傾向があります。
例えば三菱商事の場合、課長職昇格試験でTOEICスコア 750点以上という基準があります。
出世にダイレクトで影響してくるのです。
ちなみに、就職・転職で有利になるTOEICスコアは800点以上です。それぐらい持っているとほぼListening満点ぐらいなのでやっぱり面接官から評価されます。
TOEICスコアを短期で上げるなら、CMでお馴染みのスタディサプリで「TOEIC対策パーソナルコーチプラン」というオンライン講座が一番おすすめです。
いままで参考書を買っては諦めていた方は、この学習法はパーソナルコーチがマンツーでTOEICスコアアップのために集中的にアドバイスをくれるので、3か月で強制的にスコアアップします。
詳しくはこちらの記事でどうぞ。
英会話力は不安。。。という人は
はたまたスタディアプリの別コース スタディサプリEnglish ビジネス英会話がおすすめです。
月2000円ちょいで、総合商社で絶対に必要な「本格ビジネス英会話」をスマホで学べちゃいます。
3. 財務知識(財務諸表は読めるようにしとくべし!)
最後は、財務知識です。現代総合商社にとって、「事業投資」からの事業運営は主流です。財務諸表が読めないようだと事業投資案件は任せて貰えません。(もっとファイナンス知識は必要ですが)
最低限必要なスキルとして、簿記2級の「財務諸表が理解でき、そこからある程度評価できるレベル」です。
会社へ出資する際やM&Aする際に必要なデューデリジェンスや企業価値評価までは知っておく必要はないです。実務を通してすぐに学べますので。
ではどうやって身に付けるか? 簿記2級レベルでは、通信講座を受講する必要はないです。独学でマスターできます。
独学でも数週間勉強すれば、2級を取得可能です。実際に私も2週間勉強して2級1発合格できました!
教材はこの参考書がおすすめです。
総合商社に向いている人 & 向いてない人
OB訪問とか友人の紹介で商社で働きたいひとからよく聞く質問のひとつに、
「どんな人が商社に向いている?逆にどんな人が向いていない?」
というのがあります。
ちょっと考えてみて「向いている人はこんな人だなぁ」というのをご紹介します。
総合商社に向いている人
・人見知りしない。人と話すことが好きな人
・学習意欲があり、仕事や学習をしているのが苦痛でない人
・どの地へ行っても生きていける自信がある人
すべてあてはまりましたか?であればあなたは商社にピッタリなひとです!あとは会社に評価されるだけです!
逆に、こんな人は商社に向いていないかと思います。間違って入っちゃうと毎日苦痛の日々を過ごすことになるので注意ください。
総合商社に向いていない人
・人見知りする。人と話すのが得意ではない人
・仕事より、プライベートを重視したい人
・絶対に日本にいたい。一人で外国に行くの怖い。
まぁそもそも、上に一つでも当てはまる人は総合商社は受けないかな。。
総合商社に転職するなら登録すべき「転職エージェント」
中途採用で総合商社に入るなら「転職エージェントの利用」は必須です。(紹介経由なら不要ですが、大半の方はコネがないので)
総合商社にめっぽう強いおすすめの転職エージェントをご紹介します。
・en World(エンワールド)
→ 巨大転職サイト「エン転職」が運営する グローバル系・外資系専門の転職エージェント。日系エージェントだけあって、7大商社とのパイプは太く、商社中途案件は結構保有している。(非公開含め)商社(特に総合商社)の総合職への転職を狙うならマスト。現在年収600万円以上あり、商社転職して年収800-1,500万円ぐらいのレンジを狙いたい人はおすすめ。
・マイナビ転職エージェントサーチ
→ あのマイナビのハイクラス専門エージェントサービスです。商社非公開求人も多数。高年収転職を狙うならここはマスト。
・JACリクルートメント
→ グローバル人材に特化した大手転職エージェント。とにかく総合商社の求人が多い。総合商社への転職したい人はここはマスト。
・マイナビスカウティング
→ 年収800万円~2,000万円の求人中心のハイクラス特化した転職エージェント。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。丸紅・伊藤忠・物産などの総合商社新事業立ち上げ担当やマネージャー職レベルの求人がガンガンある。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。年収600万円以上で総合商社への転職を考えている人は登録必須!
・リクルートエージェント
→ リクルートが運営するハイクラス求人特化の転職エージェント。総合商社の求人案件は常に持っている。20代後半~40代の人におすすめ。
・マイナビエージェント
→ マイナビ系のハイクラス専門転職エージェント。大手総合商社と太いパイプがあり、たまに総合商社の非公開求人を持っているため、登録しておいた方がいい。
・ランスタッド
→ ハイクラス求人に完全特化した転職エージェント。高年収求人しか取り扱ってないので、大手商社の管理職を狙うならここ。
・doda
→ CMでお馴染みの大手転職エージェント。商社の求人も多く紹介しているので登録しておくべき。転職サイトも同時登録できるので併用して利用するのがおすすめ
転職エージェントは、転職サイトと違い「非公開求人」といって、独自の求人を持っています。
なので、2-3社ぐらい登録して、常に総合商社の求人を流してもらうことをおすすめします。
登録は完全無料なので、登録して何も損はありませんので。(エージェント面談で1時間程相談すればすぐに求人紹介してくれます)
転職エージェントの活用方法・各エージェントの特徴はこちらの記事で詳細解説していますので、是非どうぞ!
まとめ:磨かれたスキルが多くて困ることは何もない!武器を増やそう
総合商社に必要なスキルをご紹介しましたが、この3つのスキル以外で身に付けられるスキルがあれば自分の武器が一つ増えます。
例えば、同じ部署に転職してきた私の同僚は、
これも何でもやっている総合商社ならではですね。
■関連記事: メーカー出身者が総合商社への転職に強い意外な理由
✅商社転職を狙うなら読むんでおくべき記事