この記事はこんな悩みを解決します。
就職人気ランキング上位常連の総合商社は新卒採用→終身雇用のイメージが強いですが、実は即戦力の中途採用も積極的にやっています。
総合商社に転職を考えている人のためにおすすめの転職エージェント、転職サイトをご紹介していきます。
この記事を書いた人
マチャド(サイト運営者)
筆者である私は、総合商社に入社し、5年間勤めました。商社時代には他業種から入ってくる多くの転職者をみてきました。
総合商社へ転職する人にはある「共通点」があることがわかりました。
そう、「適切な転職エージェントを利用していること」です。
そこで、総合商社への転職を目指す方に少しでも役に立てればと思い、「転職で最も頼りになる転職エージェント」を紹介する記事を書くことに至りました。
ではいきましょう!
※いきなり結論※ ~最速で総合商社に転職するには~
後述していますが、商社転職に強い転職エージェントに登録するのが最短で商社へ転職する方法です。
絶対に外せないのが、、グローバル職に特化している「エンワールド」&「JACリクルートメント」への登録。
総合商社転職者を多く輩出しており、選考対策もばっちりしてくれるのでここは外せません。(もちろん利用無料です)
7大総合商社に転職するなら絶対に登録すべき転職エージェント&転職サイト
「平均年収1,200万円Over」
7大総合商社と言われる、三菱商事、伊藤忠、丸紅、三井物産、住友商事、豊田通商、双日の平均年収は日系企業ではトップレベルです。
そんな総合商社転職への道を全力でアシストする転職エージェント、転職サイトを厳選したので、ご紹介します。
最初に言っておきますが、総合商社への転職は難易度は高いです。ただしかし、優秀な転職エージェントに出会えればかなり近づきます。(転職エージェントの活用方法は後程説明しますね)
では、早速、私がおすすめする総合商社の転職に強い転職エージェント、転職サイトはこちらです!!
・en World(エンワールド)
→ 巨大転職サイト「エン転職」が運営する グローバル系・外資系専門の転職エージェント。日系エージェントだけあって、7大商社とのパイプは太く、商社中途案件は結構保有している。(非公開含め)商社(特に総合商社)の総合職への転職を狙うならマスト。現在年収600万円以上あり、商社転職して年収800-1,500万円ぐらいのレンジを狙いたい人はおすすめ。
・マイナビ転職エージェントサーチ
→ あのマイナビのハイクラス専門エージェントサービスです。商社の非公開求人も多数。高年収転職を狙うならここはマスト。
・JACリクルートメント
→ グローバル人材に特化した大手転職エージェント。とにかく総合商社の求人が多い。総合商社への転職したい人はここはマスト。
7大商社の非公開求人も持っていること結構ある。
・ビズリーチ
→TV CMでおなじみのビズリーチ。スカウト型転職サービスなので、登録するだけでヘッドハンターや企業からの直オファーがガンガン来る。年収600万円以上のミドル〜ハイクラス転職向けと合って、総合商社の中途求人は結構オファーあり。取りこぼしなく、商社の優良求人の紹介を受けるなら登録マスト。(3ヶ月以降は有料アカウントではないと、ヘッドハンターからスカウトもらえないので、3ヶ月以内に転職終わらせることをおすすめ)
・マイナビスカウティング
→ 年収600万円~2,000万円の求人中心のハイクラス特化した転職エージェント。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。丸紅・伊藤忠・物産などの総合商社新事業立ち上げ担当やマネージャー職レベルの求人がガンガンある。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。年収600万円以上で総合商社への転職を考えている人は登録必須!
・リクルートエージェント
→ リクルートが運営するハイクラス求人特化の転職エージェント。総合商社の求人案件は常に持っている。20代後半~40代の人におすすめ。
・ランスタッド
→ ハイクラス求人に完全特化した転職エージェント。高年収求人しか取り扱ってないので、大手商社の管理職を狙うならここ。
・doda
→ CMでお馴染みの大手転職エージェント。商社の求人も多く紹介しているので登録しておくべき。転職サイトも同時登録できるので併用して利用するのがおすすめ
いま話題の「ダイレクトスカウディングサービス」とは?
上で紹介した中でも、「ビズリーチ」と「マイナビスカウティング」は”ダイレクトスカウディングサービス”というサービス形態です。
下図の通り、複数の転職エージェントと企業を繋ぐ「マッチングサービス」という位置付けです。
業種・職種を見極めて適切な転職エージェントに登録するのも良いですが、ダイレクトスカウティングサービスはこんなメリットがあります▼
❶ 待っているだけでスカウトがくるので転職エージェント選びが自然にできる
❷ 細かい希望条件にマッチしたオファーが企業や転職エージェントから来るので、短期で転職決まりやすい。
もちろん筆者も両方登録して、転職活動中はヘッドハンターや企業からのオファーを受け取っていました。(そのなかで2週間に1件ぐらいは目を引くオファーがあった気がします)
両方とも無料登録できるので、登録しない理由はないかと。
(ビズリーチは一定期間後、一部機能が有料になります)
【総合商社への転職成功のカギ】転職エージェントの活用方法
ビジネス系の転職をする際には「転職エージェント」を利用するのが一般的です。
企業との間に入って色々と調整や伝達、条件交渉を代行してくれます。また、転職に関するアドバイスをしてくれます。(野球選手でいうところの代理人みたいな存在です)
商社転職へのカギを握る転職エージェントの活用方法を紹介します。
活用方法①: 転職エージェントは最低3社は登録するべき
転職エージェントは基本無料で利用できます。(勉強会や資格取得支援などは別として)なので、正直いくつでも登録しても問題ないのですが、上記おすすめエージェントのなかから3社ぐらい登録しておけばOKです。
それ以上だとやりとりが逆に大変なので、興味惹く求人を紹介してくれたとこから1-2社に絞っていく感じです。
活用方法② : 転職エージェントと面談して、しっかりと希望職種、業種を伝える
今はオンライン面談が大半だと思います。転職エージェントとの面談時にはしっかりと希望の職種、業種、希望条件(年収や勤務地等)を伝えて今後求人案件を紹介してもらうようお願いすればOK。
転職エージェントは、あなたの経歴、現状の年収、職種。業績等々をヒアリングしてきます。
そしてその場か、後日に:
- 転職可能そうな条件を提示してくれる(市場価値がいくらぐらいかってことですね)
- 現在ある求人を紹介してくれる
- 志望動機やその総合商社の直近ニュースや労働環境に関して、アドバイスしてくれる(これほんとうに役立ちます)
活用方法③ : 準備期間・採用が始まったら書類審査、模擬面接で色々アドバイスをもらう。あとは企業に対して代わりにいろいろ交渉してもらう
「年収はもうちょい上がらないか?」「何人ぐらい受けているのか?」「評価はどうか?」
など、直接企業に聞きづらいことをエージェントが情報収集してくれます。
採用が始まったらエージェントをフル活用して、いろいろ聞きづらいことをエージェントにお願いしてみてください。
意外と求人紹介してもらって終わり!と思ってる人も多いかなと思いますが、転職エージェントの価値は採用活殿サポートにあります。私が転職活動中にはこの部分でかなり助けられました。。
これを知らないと損する転職エージェント賢い活用方法をまとめたので転職エージェントに利用する前にこちらも一度読んでおいてください。
転職エージェントを利用した転職活動のおおまかな流れ
上図の通り、転職エージェントへ登録する際は「簡単なプロフィール」のみの入力でOKです。職歴書・履歴書を用意する必要はないです。
その後、メールか電話で担当エージェントから面談日程調整依頼の連絡がきます。
そして、あとはエージェントとの面談では主に担当エージェントから質問があります。
志望職種・業種や考えているキャリアプランなど、質問があります。
特にカッコつけることなく、正直に今思っていることを説明すれば、その後のアクションに対してアドバイスをもらえます。(「○○をもっと伸ばした方がいい」とか、「○○を志望している理由をもっと考えるべき」などのアドバイス)
そして、何よりエージェントから提案される求人の精度が高くなります。
そして、その後は求人紹介してもらい、興味があれば、選考までに履歴書や職歴書を用意する(ここもエージェントがアドバイスくれます)といった流れです。
総合商社に転職したい人が転職エージェントを利用するとは…?
転職エージェント利用の流れはある程度理解できたかと思いますが、「その他、なんで転職エージェント使った方がいいの?」という問いに答えます。
ずばり、この5つのサービスがあるからです!
個人的には、最も価値があるのは「非公開求人を紹介してくれる」ことです。
こればかりは転職サイトにはない価値です。
総合商社の中途採用は結構「一本釣り」が多いので、総合商社でも転職エージェントに非公開求人として渡すことは多々あります。
そういった、転職サイトや他社転職エージェントでは持っていない求人案件を保有してたりします。
未経験者でも総合商社へ転職できる?
「未経験者でもできます」
これはよく聞かれる質問のうちの一つです。
そもそも総合商社はいろーんなことをやっているので転職者は同業他社からの転職でない場合は、みんな未経験者です。
これまでの経歴で身に付けたスキルや経験が総合商社が求めているポジションとマッチしていたら、面接がセットされます。それ以降は「実力」での勝負です。
実際の総合商社の中途採用求人はこんな感じです
専門職っぽいやつから営業までいろんな職種が日々求人募集しています。
やはり初回の目安年収は高いですね!
・IT戦略立案 500~1,500万円
・協力加工業者の品質の調査、監査 450~950万円
・食品原料(乳製品・油脂・小麦粉)の輸入国内販売営業 500万円~900万円
総合商社の転職で求められるスキルや有利な資格は?
元商社マンである私がゴリ推ししているスキルと有利となる資格があります。それはこちら↓
・TOEIC 800点以上 (英会話力を重視)
・簿記2級以上
・貿易実務検定 B級以上
・中小企業診断士
転職の場合特にTOEICの点数が目立って高くないとアピールになりません。
TOEICがベースとして、その他簿記、貿易実務、中小企業診断士は持っていたら大いにアピールできます。
というのも全て商社の業務に直結するので。(まあ中小企業診断士を持っているならコンサルでも引っ張りだこかと思います..)
取得方法やどんな業務と関連するのかはこちらの記事で見つかりますよ。是非どうぞ。
総合商社に転職出来る年齢上限について
募集要項にはもちろん年齢の上限はないですが、役職なし~中間管理職での転職は、~40歳までが限界かと思います。(40歳以上の転職者を前職の商社で見たことがありません)
優秀な管理者レベルの人が社外からきて、すぐに管理職に就くというのは外資やIT企業ではよくあることですが、
総合商社では滅多にないことです。
前職で見ていて、転職者の年齢で一番多いのが 30代前半~40歳の層です。第2,3のキャリアとして転職してきたひとばかりです。
30代なら今が絶好のチャンスですね!
総合商社に転職したら年収はどれぐらい?(年代別年収イメージ)
7大総合商社へ転職した場合、30歳前後で年収約1,000-1,100万円ぐらいにはなります。(入社当初は残業代があまりつかないのでもうちょい安いかもですが)
新卒で入社した場合の年収推移はこんな感じです↓
20代での転職だと、年次に応じて適応する年収レベルに当てはめられるイメージです。
(社会人6年目だったら、だいたい6年目ぐらいの年収レベルになります)
30代から転職した場合(特に35歳以上)のスタートする年収ですが、即戦力という位置付けになるので、その人のキャリア・スキルに応じて決められるため、ケースバイケースです。
(最初から年収1,000万円オファーされる人もいれば、800万円の人もいるといった感じです)
ただ、30代は、営業部の場合は海外駐在に行く機会が多いので、行ければ少なくとも年収1,200万円にはなるとおもいます。(総合商社ならではの仕組みですよね、、)
30代後半~40代は課長から出世するかどうかで大きく年収に差が付きます。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
メディアで取り上げられている「総合商社の平均年収」は正確ではない?!
「三菱商事 平均年収1300万円!」 ……. みたいによくメディアとか四季報とかで取り上げられている平均年収ですが、厳密にいうと正確ではないです。
これは総合商社で働いている人、働いた経験がある人にとっては一目瞭然です。
その理由から言うと、「総合商社の総合職・一般職でかなりの年収の差があるのに、全員まとめて平均年収を出しているから」です。
なので、総合職(いわゆる営業職)の平均年収はもっともっと高いです。
こちらの記事で、総合商社の”本当の”平均年収を細かーく計算して算出してみたので興味がある方はどうぞ▼
(これから商社への転職を目指している方はテンションあがりますよ!)
【転職先一覧】転職を目指す7代総合商社はココ!
7大商社(日本の総合商社TOP7)はこれらの企業です。全て聞いたことありますか?
・伊藤忠商事 → 業界No1の座を奪おうとしている。業界では珍しく非資源事業で儲けている
・三井物産 → 資源ビジネスに強い。
・住友商事 → IT事業に力を入れている
・丸紅 → 食料に強い
・豊田通商 → 自動車、アフリカビジネスに強い
・双日 → インフラ、生活産業に強い
それぞれ事業により強い弱いがあるだけで、ほとんどどこもビジネスモデルに変わりはありません。
柱になっているのが、「トレーディング」「事業投資」「事業経営」です。
総合商社のビジネスモデルを胸張って説明できますか?
商社で働いているひともしっかり説明出来る人いるかもしれませんね。。(流石にいないかな…?)
というぐらい、わかりずらいビジネス形態である総合商社。
詳しくは自分で言うのもなんですが、詳しくはこの日本一わかりやすい商社のビジネスモデル という記事でイラスト付きで解説しているので是非読んでもらえると嬉しいです!
女性が総合商社に転職する前に知っておくべきこと
まず大前提として、「女性だから商社は体力的に難しい!」とか「全然転職できない!」ということは全くありません。
ただ、私生活とキャリアを両立していく上で、少々総合商社での働き方は特殊なので、転職する前に事前に把握しておいた方がいいことがあります。
それがこちら▼
・総合職と一般職の仕事内容はまったく違う!そして年収も…
・総合商社への転職狙うなら「転職エージェントの利用」は必須
・女性で商社総合職の結婚のタイミングは注意が必要!
・商社後のキャリアパスはコンサルかベンチャーが多い
・転職するのに総合商社のビジネスモデル把握していないとヤバい件
この見出しだけでもなんとなく想像つくかもですが、こちらの記事で詳しい説明とその理由を記載しているので是非どうぞ▼
現代総合商社ならでは!IT人材も募集している
総合商社はいまや工業製品や資源のトレーディングや事業投資だけではありません。
例えばAIやIoT、ビッグデータなどのテクノロジーを使った新事業創造に力を入れています。
現に、丸紅 では ICT事業開発という職種で中途募集をしており、業務内容は、
「IoT・ビッグデータ・AI案件推進」「IoT・ビッグデータ・AI分野での事業投資」とのことです。
なので業投資や事業経営するのに、社内で理解出来て技術的にアドバイスできる人を探しています。
IT企業に勤めているWebディレクター、プロマネ、デジタルマーケター、エンジニアの方も可能性は広がっています!
まとめ: 総合商社に転職したいならまずは転職エージェントと話すことから
完全に転職を決意していなくても、まずは第一歩として転職エージェントと面談することをおすすめします。
そして、ざっくばらんに総合商社への転職の可能性や現在の募集状況を聞いてみるといいと思いますよ。
転職エージェントもあなたが転職してもらわなければ儲からないので、正直にフィードバックがもらえます。
この記事で紹介した総合商社への転職におすすめなエージェント&サイトはこちら!
・en World(エンワールド)
→ 巨大転職サイト「エン転職」が運営する グローバル系・外資系専門の転職エージェント。日系エージェントだけあって、7大商社とのパイプは太く、商社中途案件は結構保有している。(非公開含め)商社(特に総合商社)の総合職への転職を狙うならマスト。現在年収600万円以上あり、商社転職して年収800-1,500万円ぐらいのレンジを狙いたい人はおすすめ。
・マイナビ転職エージェントサーチ
→ あのマイナビのハイクラス専門エージェントサービスです。非公開求人も多数。高年収転職を狙うならここはマスト。
・JACリクルートメント
→ グローバル人材に特化した大手転職エージェント。とにかく総合商社の求人が多い。総合商社への転職したい人はここはマスト。
7大商社の非公開求人も持っていること結構ある。
・ビズリーチ
→TV CMでおなじみのビズリーチ。スカウト型転職サービスなので、登録するだけでヘッドハンターや企業からの直オファーがガンガン来る。年収600万円以上のミドル〜ハイクラス転職向けと合って、総合商社の中途求人は結構オファーあり。取りこぼしなく、商社の優良求人の紹介を受けるなら登録マスト。(3ヶ月以降は有料アカウントではないと、ヘッドハンターからスカウトもらえないので、3ヶ月以内に転職終わらせることをおすすめ)
・マイナビスカウティング
→ 年収600万円~2,000万円の求人中心のハイクラス特化した転職エージェント。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。丸紅・伊藤忠・物産などの総合商社新事業立ち上げ担当やマネージャー職レベルの求人がガンガンある。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。年収600万円以上で総合商社への転職を考えている人は登録必須!
・リクルートエージェント
→ リクルートが運営するハイクラス求人特化の転職エージェント。総合商社の求人案件は常に持っている。20代後半~40代の人におすすめ。
・ランスタッド
→ ハイクラス求人に完全特化した転職エージェント。高年収求人しか取り扱ってないので、大手商社の管理職を狙うならここ。
・doda
→ CMでお馴染みの大手転職エージェント。商社の求人も多く紹介しているので登録しておくべき。転職サイトも同時登録できるので併用して利用するのがおすすめ
後悔のないキャリアパスを歩めることを陰ながら応援してます!
✅商社転職を狙うなら読むんでおくべき記事
「総合商社への転職におすすめなエージェント or 転職サイトを知りたい」
「総合商社への転職を考えているけど転職する良い方法が知りたい」
「未経験者でも総合商社に転職出来るか知りたい」