この記事はこんな疑問をもっている方に向けて書いた記事です。
はじめまして。WEBマーケターのマチャドと申します。
私は、総合商社で5年間勤めて、未経験でWEBマーケターとして創業間もないベンチャー企業へ転職しました。
「やっぱりいまの時代WEBビジネスで売る力が必要でしょ」と思い立ち、転職を決意しました。
いまは、マーケティング責任者として、日々自社サイトの企画立案・プロモーションの実行・運用体制構築をメインでやっています。
そんな現役WEBマーケターである私が、WEBマーケターの仕事内容を図解を交えてわかりやすく解説していきます。
(自分で言うのもなんですが)この記事を読めば、WEBマーケターの仕事内容に対する理解はかなり深まります。そして、もしこれから「WEBマーケターになろう」と思っているなら、今後のキャリアパスのヒントになるかと思います。(それぐらい自信作ですw)
それではまりましょう。WEBマーケターの世界へようこそ!
WEBマーケターの仕事内容とは?【大きくわけて2種類】
読んで字のごとく、WEBマーケターはWEB上に特化して活動するマーケターです。
ここからは、私、現役マーケターのマチャドが、登場してWEBマーケター志望のトオルの疑問を解決していきます。
はじめまして、WEBマーケター志望のトオルです。WEBマーケターはそもそもどんな仕事をしているのでしょうか?
ざっくりでいいので教えてください!
宜しくお願いします!ではさっそく核論から話していきますね!
WEBマーケターは大きく2つのミッションが存在します。それがこちら。
①WEBサイトに人を集めること
②WEBサイトで商品を買ってもらうこと
この2つの目的をもとに仕事をしていくイメージです。
なるほど、WEBマーケターだから「WEB」を起点にいろんな活動をするのですね。
それぞれもう少し具体的に仕事内容を教えてくれますか??
WEBマーケターが実施するWEBサイト集客施策
では具体的にWEBマーケターはどんなことをして、WEBサイトに集客しているのか?
いろーんな方法があります。
代表的な施策は下図の通りです。
SEOは聞いたことありますよね?Google検索で上位表示をして検索流入を増加させるとか、いろんなWEB媒体に広告を打ったりします。
ちなみにWEB上で実施するマーケティングを「デジタルマーケティング」と言われています。
ここでのWEBマーケターの仕事は、「潜在顧客を特定し、より効果的に、効率的にWEBサイトに集客する仕組みをつくる」ことです。
「効果的に効率的に」とは、購入に至る可能性が高い人や投資対効果が優れている広告という意味です。
WEBマーケターはオンラインでの集客施策しかしないんですか?
Good Question! 答えたはNoです。 WEBマーケターのミッションは「WEBサイトに集客する」ということなので、その方法はオフラインである可能性もあります。
例えばTV CMでよくみる「詳しくはWEBで」という導線ありますよね。
あれはWEBサイトへ訪問を促進している施策なので一種のWEBマーケティングです。あとは、アパレル店頭で試着してオンラインで購入できるハイテクの店舗も最近出てきました。
オフラインを組み合わせてWEBに集客する手法はたくさんあります。これらもWEBマーケターが検討、実施する領域なのです。
コンバージョン最大化のための「サイト解析」
もう1つのWEBマーケターのテーマである「WEBサイトで買ってもらう仕組みづくり」とは具体的にどんなことをするのですか?
「解析」なんか聞くとめっちゃ難しいそうで少々拒否反応が出そうなのですが。。
目的と仕事内容を理解できれば、そんな難しい話ではないので大丈夫です!笑
図で簡単にまとめたので、これで説明していきますね。
まず、ここでのWEBマーケターの仕事の目的は「サイト内のコンバージョンの最大化」です。
コンバージョンとは、事業の目的によって異なり、ECサイトなら「購入」、BtoBサービスなら「お問合せ」などが設定されます。
その実現のために、WEBサイトに訪れたユーザーの行動解析をしていくのです。
例えば、こんなサイト解析をします。
・どんなところから来たユーザーが一番コンバージョンに繋がっているか?
・この広告から来たユーザーはどれぐらい再訪問しているか?
・どの流入元のユーザーが一番成約率が高いか?
・どんな端末を使っているか?
コンバージョンに至るまでに(至ってから)ユーザーがどんな行動をしているかを分析することにより、新しい施策を思いつくことができるのです。
なるほど!わかって気がします。サイト解析が出来たとして、WEBマーケターはどんな施策を考えるのですか?例を教えてください。
サイト解析を通じて、潜在顧客・顕在顧客がどんな人なのか?どんな行動しているのか?を知ることが出来ます。
なので、そこから更にコンバージョンを最大化させるための施策を考えるのです。
例えば、ある特定の流入元からのユーザーコンバージョンレート(成約率)が高いことがわかったらその流入元を更に増やす施策を打つことが通常です。(例えば効果の良い広告を増やすとか、類似広告を試してみるとか)
また、WEBマーケターはエンジニアや商品企画チームとタッグを組んで、サイト内での施策を考えることも多いです。
・期間限定キャンペーン
・会員限定メルマガ
・サイト改善
などが例です。
WEBマーケターが関わるひとたち
WEBマーケターの仕事内容は理解できましたが、WEBマーケターってどんなひとと一緒に仕事をするのですか??
WEBマーケターが主に関わるひとたちをまとめてみました。
こちらの図をご覧ください。
先程説明したWEBマーケターの仕事で絡んでくるひとたちです。
例えば、広告を打つときは広告代理店やプロモーション会社のひと(社外のことが多い)に発注することが多いので、これらの会社のマーケターや営業担当のひとと一緒に仕事します。
一方で、前述したサイト内施策を実施するときは、社内のエンジニアや商品開発チームと協議しながら進めていきます。
へー!色んな業種・職種のひとと仕事できるから刺激になりますね!幅広い仕事が出来ると経験が積みあがるし。
未経験でもWEBマーケターになるには?
続いて、「未経験者でもWEBマーケターになるためには何をするべきか?」を解説していきます。
結論から言うとこちら↓
そうです。最短でWEBマーケターになるには「転職エージェントの活用」+「マーケティング基礎知識」+「副業で経験を積む」ことです。
良く他記事や参考書に「WEBマーケターになるためには、ビジネス養成スクールに通って~」とか書いてありますが、あまり信じないでください。私もそうですが、未経験者の大半がスクールに通わずにWEBマーケターになっています。
※WEBマーケティング未経験でも通用した話↓
※WEBマーケターの副業集↓
WEBマーケターになるにはまずは転職エージェントへ登録!
転職エージェントって聞いたことあるんだが、どんなことをしてくれるんですか?
あと、WEBマーケターに強いおすすめの転職エージェントを教えてください!
まず、転職エージェントとは、「無料で」転職サポートをしてくれる会社です。
転職サポートとは、プロのキャリアプランナーが希望に合った非公開の求人紹介を紹介してくれて、選考対策やキャリア相談にも乗ってくれます。転職するならどんな業界・職種でも利用しない手はないです。
そして、「WEBマーケターに強いおすすめの転職エージェント」をまとめたので、まずはここから登録して初回面談してみることをおすすめします!
・doda
→ 何といっても求人案件の量は日本トップレベル。IT系企業への転職に強い。自社サイトを持っているIT企業でWebマーケターを狙うならおすすめ。
・JACリクルートメント
→ 年収800万円以上のハイクラスの転職の特化した有名転職エージェント。特に外資系・グローバル職に強い。語学が堪能ならハイクラス求人を紹介してくれる。
・リクルートエージェント
→ リクルートが運営するミドル~ハイクラス求人特化の転職エージェント。メガベンチャーから大手のWebマーケターまでカバーしている。都市に関わらず地方での転職を希望している人にもおすすめ。
ここから合いそうなところを2社ぐらい登録して、無料面談してみるといいです。実際のWEBマーケターを募集している会社や募集条件を把握できるし、キャリアコンサルタントが色々とアドバイスしてくれます。
WEBマーケター向けの転職エージェントの活用方法はこちらの記事で詳しく解説しているので是非あわせてどうぞ!
WEBマーケターに必要なスキルと習得方法【マーケターの仕事に必要です】
やっぱり未経験者でWEBマーケターになるためには学習は必要ですか?
「WEBマーケティングの基礎知識」はあった方がいいです。
というのも、転職に有利なのと、働いてから非常に役立つからです。
例えば、ウェブサイトの「セッション・ユーザー・PVの違い」や「CVRの算出方法」など超基本知識を知らないと働いたときにかなり辛いです。
あと、未経験者であっても面接時に「これまでWEBマーケの勉強ってしたことある?」のような質問は飛んでくる可能性は極めて高いです。(自分が面接官の時はこの質問は必ずします)
なるほど。。では具体的にWEBマーケティング未経験者がするべき学習ってなんですか?
「WEBマーケティングの基礎知識」が身につく「グロービス学び放題」がおすすめです。
この学習サービスは、スマホアプリから3,000コースぐらいのビジネス学習動画が閲覧し放題のサービスです。
なぜこれがおすすめなのか?
それは、忙しいのにプラスで学習するのは結構きついです。
ただ、このサービスなら空き時間に簡単気軽に学習動画をみることができます。
マーケティング・WEBマーケティング・WEBサイトの仕組みなどのカリキュラムもあるので、超オススメです。
これらをみて習得すれば、WEBマーケターとして知っておくべき用語やフレームワークが理解でき、面接時にも、働いたときでもかなり役立ちます。
実際に私もこのグロービス学び放題を利用しているので、そのレビュー記事はこちら。
■関連記事:Webマーケターが今話題の「グロービス学び放題」を利用した感想
動画見放題で、月額1,800円ぐらいなので、かなり効率的に知識が身に付きます。
※その他おすすめのWEBマーケティングスクールはこちらで紹介しています↓
WEBマーケターに向いている人と向いていない人
WEBマーケターに向いている人と向いていない人を教えてください。
うーん。。難しい質問ですね。。
WEBマーケターに向いているひとは、「ITに興味がある」が大前提だと思います。
あとは「色んなWEBサービスを利用している人」でしょうか。
反対にWEBマーケターに向いていない人は、「数字が苦手・WEBサービスにあまり興味がない・売る仕組みを創ることが嫌い」な人です。
たとえば、「WEBサービスには全く興味はなく、対面営業が好きで、今後のキャリアも営業1本でいく!」ていう人はWEBマーケターをあまりおすすめしません。
WEBマーケターの年収ってどうなの?
WEBマーケターの平均年収って案外少ないと聞いたのですがほんとですか?
WEBマーケターの平均年収は「541万円」です。なんとも言えない年収ですねww
確かにWEBマーケターでマネージャークラスだともっと年収は上がります。企業によっては余裕で年収1,000万円
超えます。
ただ、WEBマーケターの平均年収がそこまで高くないからといって落胆しないでください!
WEBマーケターは短期間で長期にわたり高年収を維持できる可能性が高い職種なのです。
WEBマーケターとしてある程度経験と実績を積み上げてきたら、副業でもいいし、フリーランスとして仕事をもらえるポテンシャルの高い職種です。
なので、年収数千万円も全然夢ではありません。
この記事ではこのことについて更に詳しく解説しています↓
■関連記事: WEBマーケターの年収を考察。【そこには金脈があった】
まとめ:WEBマーケターの仕事はとにかく楽しい!
最後は個人的な意見ですがww
私はWEBマーケターの仕事が楽しくてたまらないです。
時代の変化を感じながら適したプロモーションを行い、ユーザーを丸裸にしてコンバージョンを得るという一連の流れを日々感じ奈良がエキサイトしています。
自分が選択したキャリアは間違っていなかったと今でも思います。
一方で、業界全体の平均年収自体はそこまで高くありません。
ただ、WEBマーケターの需要はあらゆる会社で存在しています。スポットコンサルのサイトビザスクを見てみると、WEBマーケティングの悩みだらけであるのは事実です。そこまでWEBマーケターの需要はあることがわかります。
今後のキャリアパス選択のヒントになれば幸いです! では!
「そもそもWEBマーケターの仕事内容ってどんなもの?」
「WEBマーケターになるにはどんなスキルが必要?」