「WEBマーケターになりたいんだけど、資格は必要?どんな?」
「現役WEBマーケターだけど、さらにスキルアップするためにはどんな資格を取った方がいい?」
この記事はこの2つの疑問します!
筆者は商社で勤めて未経験でベンチャーのWEBマーケターとして転職しました。
WEBマーケティング職に転職したときも、今もWEBマーケティングの資格を取得していません。
この記事では、そんな筆者の経験を交えて、WEBマーケ資格は不要だと思う理由を解説していきます。
WEBマーケティングで資格は不要です。その理由は?
ただWEBマーケターになるために「WEBマーケティングで資格は不要です。」
もちろん資格はあったに越したことはないです。就職・転職では履歴書が埋まるので。
ただ、個人的には資格の勉強に時間を費やすぐらいなら他のWEBマーケティングスキル・経験が積めることに費やした方がいいと思っています。
例えば、WEBマーケターを採用する企業は資格より実績や今できるスキルを評価して、採用判断します。
これは十数人マーケター候補を面接してきた私が断言できます。
例↓
・Aさん:「〇〇検定とGoogle広告検定の資格を持っています!」
・Bさん:「SNS戦略を独学で学び、Twitterフォロワーが1万人います』
どちから採用するとしたら、大半の面接官はBさんに決めます。
この記事はこんな感じで、未経験でWEBマーケターとなった私の視点で解説していきたいと思います。
WEBマーケティングの資格取得よりも大切なこととは?
まずはなぜWEBマーケティング系の資格を取得したいのでしょうか?
整理すると自発的に資格取得しようとしている99%以上のひとはこれらの理由かと思います。
・WEBマーケターとして転職したいから
・WEBマーケターとしてスキルアップしたいから
この2つのいずれかの目的に当てはまるなら、前述した通り「実現するためにもっと良い方法」があります。
それは、
「WEBマーケティングのスキル・実績を積むこと」
これに尽きるかと思います。
しかしこの記事を読んでいる方は「いまからWEBマーケターになる人」と「現役マーケター」の2パターンいらっしゃると思います。
なので、それぞれ分けて「資格勉強しないなら、具体的にどんなことすればいいか?」を私の経験も交えながら解説していきます。
未経験でWEBマーケターになる方法 【私も実践しました】
「百聞は一見に如かず」
暗記がメインの資格を取得するより、自らWEBマーケティングに触れてみることをおすすめします。
ただ、未知のままでは何から始めればいいかわかりませんよね。
未経験でWEBマーケターになるためにやるべきことはこちらの3つです。
まずは、マーケの基礎知識から
WEBマーケターとして企業に転職するために自らWEBマーケティングに触れることが最初の目的ですが、最低限必要な知識を習得する必要があります。
私がやった学習方法は「ひたすら学習動画をみて学ぶ」ということ。
例えばWEBマーケティング用語、ウェブ解析基礎、SEO基礎、SNSマーケなどです。
最初はYouTubeで検索してビジネス系Youtuberの動画を視聴しまくるでいいと思います。無料ですし。
その後、もっと体系的に学びたくなると思うので、数千円から学習できる「グロービス学び放題」や「Udemy」に少額投資するイメージでいいかと。
Udemyは単品で動画を購入する仕組みですが、グロービス学び放題は無料トライアルがあるのでリスクフリーです。
その他のWEBマーケティングのおすすめ学習方法はこちらの記事で詳細解説しているので興味がある方は是非どうぞ!
副業を通じて実績を積む
副業も実績・スキルを身につけるひとつの方法です。
SNSやブログは今からでも始められます。
幸い、YouTubeやブロガーの発信からマーケティング手法は無料でいくらでも学べます。
あとは自分で始めるだけです。
自ら知識をとりにいく癖がつくと習得スピードは劇的に加速します。
現役WEBマーケターの方向けの副業集はこちら。
強いていうなら学習すべきマーケティング資格はこちら!
WEBマーケティングの資格取得の目的が「就職 or 昇給したいからであろう」と言いましたが、
であれば現役WEBマーケターから評価されるスキルと直結する資格を勉強するのも一つの手です。
WEBマーケティングの資格の中で個人的に最も重宝する資格はこちら。
・Google Analytics Individual Qualification
・Google広告認定資格(元GoogleAdwords認定資格)
この2つです。
理由を端的に言うと、「WEBマーケターの実務に直結するから」です。
まず、Google AnalyticsというWEBサイト解析ツールを使いこなすことはWEBマーケターにとって必須です。
これに関しては資格取得するぐらい知識を持っていたら面接官からは「すぐに使えそうだな」という印象を与えられます。
もう1つは、Google広告認定試験ですが、Google Analytics資格よりかは優先度は低いですが、Google広告運用ノウハウ・仕組みを知っているだけで結構評価されます。(というのも大半の企業は広告運用を外注しているので、社内でノウハウが蓄積されないから)
いずれも資格取得を目的として学習するのではなく、「実践で使えるスキルを身につけるため」に学習することをおすすめします。
なぜWEBマーケティング資格が重要なのか?本質を見極める
「WEBマーケターになりたい」
「WEBマーケターとしてキャリアアップしたい」
という目的なら、WEBマーケティングの資格有無はそれほど重要ではありません。
ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
もしあなたが敏腕WEBマーケターの面接官で、自社で新しいマーケターを採用する場合、どんな人を採用したいですか?
恐らく、候補者が「どんな知識・スキル・実績を持っていて、どんなことが得意そうか?」は絶対気になると思います。
そこには資格ではなく、その人の経験を通して学んだストーリーを聞きたくなるはずです。
そうやってマーケターは、お客さんの心を動かして自社プロダクトの「売る仕組み」をつくっているからです。
日々WEBマーケターの面接をしている私が思うのは、「10個の資格よりもひとつの小さな実績を」です。
その実績があるだけでその人が努力した「ストーリー」が想像できてしまいます。
WEBマーケの資格勉強をすることは全く問題ないですが、時間をかける前に自分の目的を明確にして本質を見極めるべきです。
コロナでWEBマーケターの需要は爆発的に高まっている
さいごに、
あなたが想像している何倍もWEBマーケターの需要は爆発的に伸びています。
その理由の1つは「コロナ禍によるDXの加速」です。
これまで、オフラインでプロダクトが売れていたのが、新しい生活様式で全く売れなくなってしまう企業も少なくはありません。
ただ、これらの会社にはWEBマーケティングのノウハウはありません。
だから現在、多くの企業は慌ててWEBマーケ人材の採用や外注先を探しているのです。
その証拠に、これらの副業マッチングサービスや副業エージェントに登録してみてください。
企業からのWEBマーケティングの副業案件が乱立されています。
クラウドソーシング・マッチング系
・クラウドワークス
→ 企業が投稿した案件に対して、応募して獲得できる。WEBマーケの案件も常に多く掲載されているので条件の良いものだけに応募で良い。
・ココナラ
→ スキルシェアサービス。自分のスキルを掲載して、自由に値付けが出来る。「例えばSEOコンサル2時間」のようなサービスを出品して購入に応じてサービス提供する。
・ビザスク
→ 課題を抱えている企業が投稿して、それをフリーランスが応募できるマッチングサービス。スポットコンサル専門サービスなので、1時間のものが多い。
そこから個別契約に移るケースもよくある。
エージェント系
・【BTCエージェント】
→ 副業専門エージェント。100万円以上の高単価で長期プロジェクトをバンバン紹介してくれる。ベンチャーや大手企業のWEBマーケ戦略、運営の案件が多く掲載されている。
長期プロジェクトをしたい人向け。
・Workship
→ 副業専門エージェント。マーケからセールスまで多く案件が掲載されている。
長期プロジェクトをしたい人向け。
・BIZ-directors
→ 年収800万円以上の管理職専用の副業支援サービス。月1日から、月30万円からの案件に特化している。
・【プロの副業 マーケティング】
→ マーケター専門の副業支援エージェント。高単価な案件が多い。
以上、みなさんのキャリアがうまくいくことを陰ながら応援しています!では!
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