・未経験でも総合商社に転職できるか知りたい人
・総合商社に転職する方法を知りたい人
この記事の信頼性はというと…
未経験でも総合商社に転職できるか?

全然できます。
むしろ、中途採用者は、商社経験者の人の方が少ないです。大半の人が別業種から総合商社に転職してきます。ホッ
ではどんな業種が総合商社の転職に有利なのか?
→ 転職者が多い業種は、コンサル・金融・メーカーあたりです。
ただ多種多様なビジネスを展開している総合商社なので、募集している事業部が求めるスキルや経験によります。
なので誰にでもチャンスはあります!
未経験で総合商社に転職する方法【絶対にやるべき3つのこと】
総合商社に転職する上で絶対にやるべきことが3つがあります。これをやらないとほぼ転職できないかと。(コネ入社は別として)
それはこちらです。
【ステップ1】総合商社に強い転職エージェントに登録して、アドバイスを受ける
【ステップ2】総合商社への転職に有利な資格やスキルを身に付ける
【ステップ3】総合商社のビジネスについて学んで志望動機を固める
では各ステップごとに詳しく説明していきます。
【ステップ1】総合商社に強い転職エージェントに登録して、アドバイスを受ける

総合商社への転職に成功する秘訣は「転職エージェントの活用」です。
転職エージェントとは?

転職エージェントサービスとは、転職アドバイザーとして、転職活動をフルサポートしてくれる選任の人です。
総合商社への転職で、採用試験の助言や職務経歴書のアドバイス、企業への報酬交渉などすべてフルサポートしてくれます。
特に総合商社への転職に強い転職エージェントはこちらの3社です!
・CAREER CARVER(キャリアカーバー)
→ 年収800万円~2,000万円の求人中心のハイクラス特化した転職エージェント。ヘッドハンティング型で、待っていたら希望職種のオファーが来る仕組み。また、担当エージェントも自らサイト内で選ぶことができ、無料で転職サポートが受けられる。年収600万円以上で大手商社などでキャリアアップ考えている人は登録必須!
・JACリクルートメント
→総合商社の求人が多い。総合商社への転職したい人はここはマスト。
・リクルートエージェント
→ リクルートが運営するミドル~ハイクラス求人特化の転職エージェント。総合商社の非公開求人も多い。とにかく案件数が多いためまずは登録すべき。
この2社に登録して、エージェント面談で総合商社へ志望している旨伝えましょう。
都度、総合商社の求人を紹介してくれますし、採用試験に向けて各種アドバイスしてくれます。
総合商社への転職のための転職エージェントの活用方法について詳しくはこちらをご覧ください。
【ステップ2】総合商社への転職に有利な資格やスキルを身に付ける

ライバルと一歩差をつけるためには、総合商社で有利となる資格やスキルを身に付けましょう。
実務と直結する資格、スキルがあれば、採用試験時にも十分アピールできます。
とにかく中途採用の場合は、即戦力を求められます。
自分がどれぐらいの能力を持っているのかを証明する一番効率的な方法はやはり履歴書に書ける資格です。
具体的に、総合商社の転職で有利になる資格はこちらです!
・TOEIC 800点以上 (英会話力を重視)
・簿記2級以上
・貿易実務検定 B級以上
・中小企業診断士
既にいくつか持っている人は、すぐに総合商社の中途採用試験を受けるべきです!
持っていないひともご安心を!
この記事を読めば、取得方法がわかります。
【ステップ3】総合商社のビジネスについて学んで志望動機を固める

なぜ総合商社に転職したいですか?
それぞれ理由があると思います。高収入だったり、海外で仕事してみたかったりと。
ただ、中途採用の場合、それでは受かりません。
総合商社の転職を成功させるためにはいかに「自分はいかに総合商社で貢献できるか」をしっかり伝える必要があります。
そのためには、「総合商社のビジネスモデル、仕事内容をしっかり理解すること」が必須です。
総合商社のビジネスモデルは複雑すぎてよくわかりませんよね。。
でも安心ください!この別記事でわかりやーい総合商社のビジネスモデルに関して解説しているので、いまいち商社のビジネスを理解していない人は是非こちらをどうぞ!
また、実際の商社マンの仕事内容はこちらで理解を深めてもらえれば!
商社のビジネスを知ることで、自分がどんなところで活躍できるかしっかりと説明できるようになります。
中途採用時の志望理由や自己PRで重要なのが、「いかに自分はこの業界に向いていて、○○に貢献できるから」という具体性と採用したときのメリットを伝えることです。
総合商社転職の難易度、倍率は?
正直言って、転職市場でも総合商社は大人気です。そして、難易度は高いです。日本中のエリートが総合商社の中途採用を受けます。
倍率はというと、年間十数名しか中途採用しないのに対し、数百名ほどの募集があると言われています。(人事部の同期情報)
なので倍率は10倍以上ですね!
ただ、上で挙げたステップをコンプリートして、自分の能力をアピール出来ればライバルにぐーんと差を付けられます。
入社する前に知っておきたい「総合商社からの転職先(次なるキャリア)」
一見華やかにみえる総合商社ですが、「総合商社を辞めたい」と思う人ももちろんいます。
総合商社からのキャリアアップについて総合商社に転職する前に知っておいて損はないです。
総合商社からの人気の転職先はこちらです!
・金融
・ベンチャー
まず一番多いのがコンサル業界への転職です。
商社マンの現場の知識はコンサルでも大いに使えます。
■関連記事 : 総合商社からコンサルへ転職するのは正解!その理由は?
総合商社から転職して後悔していない?
私自身、総合商社を辞めましたが、商社でかなり成長することが出来ました。総合商社に入ったことは全く後悔していません。
総合商社を辞めた人の1例として興味のある方はこちらも参考になるかと▼
総合商社はやっぱり激務? 商社マンの仕事事情
よく聞かれる質問の1つなので紹介します。
総合商社は激務といえば激務です。
外資コンサルとか外資金融から転職するひとからすればそこまで激務ではないです。
海外との仕事が多いので時差の関係でどうしても早朝からや深夜まで仕事しなくてはいけないことがあります。
あとはイメージ通り総合商社は出張が多いです。
私の前職でもそうでしたが、現場をしっかり理解して、現場の人と対面でコミュニケーションすることに非常に重きを置いています。(今はコロナでオンライン会議が増えたようですが)
なので、出張時にデスクワークが後ろ倒しになり、それをキャッチアップするために夜中まで仕事をすることが多いかったです。
まとめ:未経験者でも総合商社に転職できます。
総合商社に転職する方法から、総合商社の実態まで色々と解説してきましたが、この記事で一番言いたいことは「未経験者でも総合商社に転職出来るので、全力で商社業界に飛び込んでください」ということ。
私は5年間で辞めましたが、そこでの学びと経験は今のキャリアでもとても活きています。
ビジネスを創造する能力、稼ぐ力を先輩や上司を肌で感じて、学ぶことが出来ました。
優秀で、ビジネス環境の変化に強い人たちが集まっているからこそ、総合商社は時代ごとに形を変えても尚、
日本トップ業界なのだと心底思います。