寒さも和らいで春が来ました!あっという間に3月もあと少し。親戚の子供も卒園式を終えて今入学式の準備をしているそうです。
我が家の周りにはこんなママたちがいます。
- 子供が小学生になったら正社員で再び働きたいと考えている専業主婦ママ
- 「103万円の壁」引き上げ確定でとりあえずアルバイトや派遣から仕事を始めたいママ
- 末っ子が幼稚園に入園して、通園通学中に数年ぶりに仕事復帰したいママ
- 「小1の壁」に今の職場環境で不安を感じているワーキングママ
みんな何となく転職サイトを見てみているものの、なかなか踏み切れない色々な理由。今回の記事ではそんなママたちが「一歩を踏み出したい!」と思えるような記事にできたらなあと思っています!
ワーキングママの困り事って?
ワーキングママの困り事ってどんなことでしょう?はい、ものすごくありすぎて書ききれません。
ママ達本当にお疲れ様です!パパがママと同じくらい家事育児を分担している家庭でも、ワーキングママの困り事は無くなりません。
自分がまわりのママ達と話していて感じた11個の困り事をまとめてみました。
1. 学童・保育園の待機児童
「仕事復帰したくても、近くの認証保育園は待機児童がいっぱいで入れない!」
「未就学の間は保育園に入れていても、小学生になったとたん学童がいっぱいで入れない!」
高額の民間の保育園や学童になら入れても、遠かったり金額が高過ぎたり、とても入れたものじゃないなんてこともよく聞きます。
2. 仕事・家事・育児の両立が難しい
パパが激務だったり、残念ながら非協力的だったりしてワンオペのママ達。子供の数に関わらず子育てに手いっぱいで、その上仕事なんてとてもという話もよく聞きます。
3. 役割分担完璧なパパがいるのにママっ子
「ママがいい!」「ママじゃなきゃ嫌!」嬉しい子供の言葉の反面、ママはお仕事に集中できません。。
ほんの数年のことと分かっていても、その数年でキャリアから離れていくんです。
4. 子供の急病・イベント・PTA・役員・介護
保育園の洗礼だけでなく、子供はしょっちゅう病気やケガをします。保育園・幼稚園の行事もあるし、PTAや役員、町内会の仕事や介護、、ママはスーパーマンじゃないんですよ。ママになったからってなんでも器用にこなせるわけじゃないんです。
5. シフト制で融通が利かない
「この日は保護者会で」「この日は授業参観で」「この日は運動会で」「旗振り当番なので」子供や家族の用事がいっぱいあるけど、それをシフトでリクエストしていたら周りから白い目で見られてしまう。働ける日だけ働きたいのに。。
6. 土日勤務が難しい
家族ができてから土日に勤務するのはなかなか難しい。家族のお出掛けは土日だけだし、パパ一人じゃ子供がみられない場合も。サービス業、医療だけでなく土日必須の職種だと、家族持ちにはやりたい職種をあきらめなくてはいけないことがあります。
7. 妊娠出産でキャリアが停止
妊娠出産、で産休育休から復帰して、時短正社員になっても、その間に同期は気付けば管理職。急な休みをお願いすることもあるから重要な仕事は任せてもらえないママも多いです。
8. 独身の時の職種に戻れない
独身の時に楽しんで働いていた職種で、土日勤務が当たり前だったのならなかなか職場に戻れません。自分だけ土日を外してシフトを組んでもらえたらいいのですが、その条件ではなかなか採用されないことも。
9. 子供の長期休みの預け先
子供は嬉しい夏休みなどの長期休暇。保育園もお盆は預けることを控えてほしいなんて頼まれることも。学童にずっと行ってもらうのも申し訳ない気持ちになったり。
10. 時短勤務なのに仕事が通常量と変わらない
知り合いのママなのですが、育休開けで時短正社員に戻ったのにノルマがこれまでと変わらないなんて状況で困っているそうです。残業もできないし、まわりに頼るにも限度があるし。
11. 子供の中学校受験のためのサポート
中学受験のための塾選考は、小学二年生くらいから始まります。(もっと早い人もいますが)本格化するのは高学年になってからと言っても、送迎だけでなく勉強のサポートは必須。帰宅してから子供の受験サポートをするのは至難の業で、キャリアを断念したママがまわりにいます。
「103万円の壁」撤廃でどうなるの?
ところでニュースで聞く「103万円の壁」撤廃ってどうなんでしょう?「103万円の壁」が撤廃されるというニュースで、とりあえずアルバイトや派遣から始めてみようかな、と感じる方も多いはず。
「103万円の壁撤廃」とは
103万円の壁とは、パートやアルバイトで働く人達の所得税がかからなくなる基準(103万円)を廃止または引き上げるという話です。
パートやアルバイトなどの給与収入が103万円以下なら、所得税がかかりません。 しかし、103万円を超えると所得税(5%~)が発生します。
そのため、103万円を超えないように働き方を調整する人が多いことから 労働時間を抑える原因になっていました。
ただでさえ少子化で、働き手が減っていく日本。それをなんとかしたいという政策です。
撤廃とはどういうことなの?
103万円の上限を撤廃または引き上げれば、働く時間を増やしても手取りが減る心配がなくなります。 これにより、「もっと働きたいのに税負担が増えるから抑えていた」という人が働きやすくなるというわけです。
ここで注意しておきたいこと
103万円の壁は「所得税」の話で、社会保険の壁(106万円や130万円)とは別です。だから103万円の壁が撤廃されても、社会保険の加入条件は別に考えなければならないため、実は「働きすぎると手取りが減る」問題が完全に解決するわけではありません。
政府が今後具体的にどのように「撤廃」するか(完全に無くすのか、引き上げるのか)注目されるところです。
時短正社員には「103万円の壁」は関係あるの?
結論からいって、時短正社員には「103万円の壁」は関係ありません。
103万円の壁は「所得税」の話で、これは扶養内で働くパート・アルバイト向けの制度です。
時短正社員は通常、会社の社会保険に加入しており、扶養の範囲内で働くケースが少ないため、103万円の壁の影響を受けません。
時短正社員に関係する「壁」ってあるの?
実は時短正社員にも社会保険の加入条件(106万円の壁や130万円の壁)が関係することがあります。
• 会社の社会保険に入っている場合 → 年収に関係なく保険料を支払うため、壁の影響なし
• 配偶者の扶養に入っている場合 → 年収が130万円を超えると扶養から外れるため、手取りが減る可能性あり
時短正社員は103万円の壁を気にする必要はないのですが、配偶者の扶養に入っている方は社会保険の壁(130万円など)があるんですね。
ワーキングママにぜひお薦めしたい転職エージェント5選
独身の時とは違う子供と家族と歩む生活の中で、仕事探しの一歩を踏み出したいママにお勧めしたいのがこの4つの転職エージェントです。
1. ママ向けキャリア転職支援サービス【ママの求人キャリア】
ハイスキルのママをターゲットにした転職支援サービスです。 ワーキングママの最大課題と言ってもいい子育と両立しながら、 今までのスキルを活かしてまた働きたいという気持ちに寄り添ってくれます。
時短や在宅リモートで働きたいなど、 ママの社会復帰に加えてスキルアップにつながる職場を提案してもらえます。
これまでのスキル・経験・人脈を活かせる、 ライフスタイルに合わせて「時短」や「在宅」でお仕事ができる職場。 「ブランクがあるから不安」「子育てと両立できるか不安」など、 なかなか仕事探しの第一歩を踏み出せない方も、まずはキャリアアドバイザーに今の気持ちを相談してみましょう!
ママ向けキャリア転職支援サービス【ママキャリ】に無料登録する
2. 【RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)】
リクルートダイレクトスカウトはリクルートのハイクラス転職サービスです。
「私生活も大事にするハイクラス転職」もテーマにしていて、リモート勤務、フレックス、年収などを提示すると、条件に合った企業からスカウトしてもらえるという新しい形の転職サービスです。
ワークライフバランスを叶えるために柔軟な働き方をしたい方におすすめ。リモート勤務可能な求人件数もフレックス勤務可能な求人も1万件以上所有しているのがさすがですね。
3. マイナビエージェント

画像提供元:https://mynavi-agent.jp/womanwill/
「マイナビエージェント」は、人材紹介サービスで、転職サイトとは異なり業界職種に精通したキャリアアドバイザーが転職活動のアドバイスやノウハウを提供するサービスです。
「女性コンサルタントによる女性のための適職紹介」なら、なかなか男性コンサルタント相手に言いづらい細かな心情も相談しやすいですね。
4. リアルミーキャリア

画像提供元:https://www.realme-career.com/
リアルミーキャリアは、時短正社員のワーキングママ向けの転職エージェントです。
妊娠出産を期に時短正社員になって、いよいよ本格的に職場復帰というママ達。
これまでの職場なのに、子供の急病で急なお休みを取ったり、残業できない時短なのにノルマはそのままなんて話も聞きます。子育てと仕事の両立を叶えるキャリアプランを一緒に考えてもらいましょう。
5. ビズリーチ

ハイクラス転職で定評のあるビズリーチですが、今女性の転職者が2倍に増えているそうです。
ワークライフバランスを重視する企業や、女性が働きやすい環境、未経験職種へのキャリアチェンジを支援してくれるビズリーチも良いアドバイザーになってくれそうですね。
ワーキングママ達を応援したい!
ママになってもみんながみんな器用なわけじゃない。それでも子供の教育資金のためにも、本格的に教育費がかかり始める前に少しでもためておきたい方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなママ向けの記事にしてみました。頑張るママ達に少しでもご参考になれば幸いです。